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“現代の魔法使い”落合陽一×Satellite Young 草野絵美「“中二感”みたいなのを味わいたくて、新海誠を観にいく」

[2018年01月08日]

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筑波大学で講義をする落合陽一(右)と草野絵美(左)

『情熱大陸』出演で話題沸騰、“現代の魔法使い”落合陽一が主宰する「未来教室」。『週刊プレイボーイ』で短期集中連載中、最先端の異才が集う筑波大学の最強講義を独占公開!

今年8月に音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で、「ピコ太郎さんに続く大ブレイクもあるかもしれません」と紹介された歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」。そのボーカルで、作詞作曲からプロデュースまですべてを手がける草野絵美前回記事に続き、今回のゲストだ。

Satellite Youngのコンセプトは、「80年代歌謡曲の現代的な進化」。30代から上のリスナーなら、初めて聴いてもどこか懐かしく感じられる音だ。しかし草野自身は80年代ネイティブではなく1990年生まれで、その歌詞はスマホとSNSに象徴される現代的な感覚を歌っている。

「ネットのない時代への憧れ」から生まれたユニットが、戦略的にネットを活用することで海外にもファンを獲得し、来るブレイクへと歩を進めていくプロセスは、確実にひとつの未来像を切り取っている。

* * *

落合 でも、大衆の熱狂という点では、ここにいる学生たちはみんな90年代末とか2001年くらいの生まれでしょ。だから物心ついてから、ほぼほぼそういう共通体験を持っていない。

草野 そうなんですよ。ポケモンぐらいでしょう。『ポケモンGO』が去年ヒットしたのも、やっぱりそういうマスなものはちょっと昔のものからとってこないといけないのかなあと思います。

落合 みんな(学生たち)にとって「マスな音楽」はなんなんだろう? ちょっと聞いてみよう。ここ2ヵ月でカラオケ行った人! おお、ほぼ全員。素晴らしい。じゃあ、カラオケでEXILEを自分か、一緒に行った人が歌ったという人、手挙げて!

***

学生たちに対し、落合陽一は即席のマーケティング調査を始めた。EXILEからスタートし、次々とアーティスト名を出して挙手を求める。しかし挙がる手のひらは満開にはほど遠く、せいぜい五分咲き、三分咲き

やがてはこんな提案まで打った。「全員が手挙げそうな歌手名言える人いたら教えて! 当てたら焼肉おごるよ」と。名乗りを挙げる学生多数。しかし――

落合 だめだ! この世界に今はもうマスはないです。すげー頑張ったけど一個も当てられなかったもん(笑)。

草野 米津玄師(よねづ・けんし)が一番多かったんじゃない?

落合 そうかも。とりあえず、広告代理店でここの学生たちにターゲティングする時は米津玄師を立たせればいいとわかりました(笑)。

これ、音楽が本当に多様化しちゃったってことですかね。以前、小室哲哉さんと対談した時、マス感っていつなくなったんですかって聞いたら「1998年だよ」ってはっきり言われました。宇多田ヒカルが全然わからなかった、と。マスな価値観の上では、みんなで歌える歌以外は歌としての価値が高くない。そうなってくると業界を変えるしかないって言ってましたね。

(右から)サウンドクリエイターのベルメゾン関根、ボーカルの草野絵美、メディア・テクノロジストのテレヒデオの3人組。

(右から)サウンドクリエイターのベルメゾン関根、ボーカルの草野絵美、メディア・テクノロジストのテレヒデオの3人組。


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