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デビュー30年、50歳となった織田裕二が語る演技の難しさ──「漫画は、演じる上での参考書になるんですよ」

[2018年01月13日]

『監査役 野崎修平』の主人公・野崎修平を演じる織田裕二氏

1990年代後半に連載された傑作コミック『監査役 野崎修平』(原作・周 良貨 漫画・能田 茂)の実写ドラマが1月14日(日)よりWOWOWで放送開始となる。

バブル崩壊後の銀行を舞台に改革を叫ぶ主人公・野崎修平を演じるのは、昨年12月に50歳を迎えた俳優・織田裕二。デビュー30年を迎えたベテラン俳優が原作者へ赤裸々に語る、漫画原作ドラマの難しさとは――。

■漫画は参考書! 織田裕二の演技論

―周先生、織田さんの初対面の印象はいかがでしたか?

 いやぁ、やっぱりスターですから。本当に迫力のある方で。正義感も強いし、野崎というキャラクターにピッタリでした。

織田 いや~ありがとうございます(笑)。

―『監査役野崎修平』という作品について、織田さんはどんなイメージをもって撮影に臨まれましたか?

織田 まず原作を読ませていただくわけですが、グイグイ引き込まれていくんですよね。最初のうちは「この言葉の意味ってなんだろう?」とページを戻したりもするんですけど。馴染んでくると「もっと知りたいな」って思うようになって…。次の巻をポチッと買っちゃうという。物語の先があるとわかっているので、知りたくなっちゃいます(笑)。

―先ほどもスタッフの方に「新刊はありますか?」と。

織田 そうなんです、現場でも聞いてたんですけども…。

―まだなんですよね。もう、早く刊行しないと(笑)。

 編集さんにお願いしておきます(笑)。

―しかし織田さん、しっかり漫画を読まれていますね…。俳優さんは皆さん、そうなんですか?

織田 あくまで僕の場合なんですが、漫画に戻るんですよ。というのも台本は自分が喋るセリフは書いてあるんですが「この時、彼はどう思ってるんだろう?」とかの細かいことはわからない。なので漫画は、演じる上での参考書になるんですよ。そういう勉強のつもりで漫画に戻るんですが、面白いからまたグイグイ読み進めちゃうんです(笑)。

 場面の意味とか、ドラマに入りきらなかったエピソードを惜しんでいただいたりと、読み込んでいただけていることがわかって感動しました。

―作家冥利に尽きるというか…。

織田 監督も撮影の前日に漫画をまた読み出すらしいんですよ(笑)。熟読してから撮影に入るので、僕との雑談で「カットしたあのセリフ戻しませんか?」とか。

―そういう相談も現場でされるんですね。

織田 現場入っちゃうと監督と話すことが多いんで。漫画だと、あの会話もうちょっとあったから膨らましてみようと決めたりしますね。

連続ドラマW『監査役 野崎修平』主演・織田裕二と漫画原作者・周良貨。

連続ドラマW『監査役 野崎修平』主演・織田裕二と漫画原作者・周 良貨


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