週プレNEWS TOP 連載コラム 古賀政経塾!! 憲法改正発議に増税、カジノ、原発維持法案──2018年、安倍政権のヤバイ法案・政策とは

連載コラム

憲法改正発議に増税、カジノ、原発維持法案──2018年、安倍政権のヤバイ法案・政策とは

[2018年01月13日]

■原発維持を実現する“トリッキーな手法”

安倍政権はベタ遅れとなっていたカジノ実施法も今年に必ず成立させる。20年の東京五輪後は公共工事などの発注減で、日本経済の落ち込みが心配される。その落ち込みをカジノ経済でカバーしようというのだ。まずはギャンブル依存症対策法案を春先までに成立させ、通常国会が終わる6月下旬までにはカジノ実施法が仕上がるだろう。

原発維持のため、電力会社の経営をサポートする悪法も上程されることになりそうだ。

安全対策や核ゴミ処理などのコスト増で、電力会社は原発の維持に四苦八苦している。そのため、電力会社が原発で赤字を出さないで済むよう、原発事業の赤字補填(ほてん)や事故時の損害賠償上限設定などを可能とする法案が政府内で検討されているのだ。

ただ、バカ正直に法案を出すと、国民の猛反発を受ける恐れがある。だから、例えばこんなトリッキーな手法を繰り出してくるのではないか? まずは現行の「地球温暖化対策基本法」の改正など、一見、原発と関係のない法案を提出する。その上で原発サポート法案をこれに紛れ込ませ、一本化して成立させるのだ。その先に待つのは原発の新設、更新である。

最後に、安倍政権に実施してもらいたい政策を述べよう。日本はEV(電気自動車)シフトに大きく出遅れた。このままでは各国が成長戦略の目玉としてしのぎを削るEV市場で、日本が敗者となるのは必至。せめて排ガス規制を強化するなどして、EV普及を促す新法くらい作ってみたらどうなのか? そのほうがずっと国民の役に立つ。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して11年に退官。新著は『日本中枢の狂謀』(講談社)。ウェブサイト『Synapse』にて動画「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」を配信中


週プレ酒場のCMはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Feb. 5th 2O18 no.6
  • Jan. 29th 2O18 no.5
  • Jan. 22nd 2018  no.3・4
  • Jan.8th 2O18 no.1・2

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】松川菜々花、モグラ女子の大本命!!

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 飯豊まりえ『NO GAZPACHO』
  • 『クルマプレイボーイ』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018』
  • 『乃木坂46×週刊プレイボーイ2017』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2018年No.6

クルマ増刊2017

グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018