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北朝鮮攻撃の「米中密約」で日本が損を丸かぶり?

[2018年01月20日]

「アメリカと歩調を合わせ、対北圧力を強めることだけが外交ではない」と語る古賀茂明氏

9日に板門店で行なわれた南北会談で、北朝鮮の平昌五輪参加が正式に決定した。

そんな雪解けムードの一方で、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、米の北朝鮮攻撃説の根拠となる「米中密約」の噂を検証する!

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朝鮮半島で雪解けムードが進んでいる。韓国と北朝鮮が2年ぶりに高位級会談を開き、2月の平昌(ピョンチャン)五輪に北朝鮮が参加する見通しとなったのだ。

アメリカのトランプ大統領も「100%支持する」と、南北対話を表向きは歓迎。パラリンピック期間中に実施される予定だった米韓合同軍事演習の延期も決まったことから、条件さえ整えば、米朝が電撃的に対話をスタートさせるかもしれないという期待さえ抱かせる。

もちろん、この動きは北朝鮮の時間稼ぎにすぎず、それを見切った米国の本音はまったく違うところにあるという見方も根強い。さらには、米朝の軍事衝突のリスクはなくなるどころか、高まっているという説がある。その根拠が、コリアウオッチャーや中国専門家筋の間で昨秋から流布されている「米中密約」の存在である。

中国はアメリカによる北朝鮮攻撃に反対している。だが、それは表向きのことで、実際にはトランプ大統領と習近平主席の間で、米朝開戦のXデーに備えた秘密合意が成立している、ないし成立しそうだというのだ。その内容は以下のようなものだ。

中国がアメリカによる北朝鮮攻撃を恐れる理由はふたつ。(1)ひとたび戦争が始まれば、北朝鮮から大量の難民が中国に流入しかねない。(2)米軍が北朝鮮を占領すれば、北朝鮮国境で米中の軍隊が対峙(たいじ)することになる。

逆に言えば、このふたつの不安が解消されれば、中国はアメリカの対北攻撃を容認する可能性もあるということだ。そこで米中の間で、こんな合意が交わされたという。

●中国は、米軍が北朝鮮を攻撃し、核無力化のために北朝鮮領内に進軍することを認める。

●アメリカは、中国が北朝鮮国内に難民キャンプを建設し、国境管理をすることを認める。

●米軍は任務を終えたら、速やかに38度線以北から撤収する。


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