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「今やめたら存在価値がなくなる」23歳・“天才”三味線奏者の苦悩と覚悟

[2018年01月21日]

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これまで三味線の全国大会で4度の優勝を飾った川嶋志乃舞

「私、天才だったんですよ(笑)」

そう笑うのは津軽三味線奏者・川嶋志乃舞(しのぶ)だ。近年、吉田兄弟がブレイクしたのを筆頭に、8人組ロックバンド「和楽器バンド」が話題になったり、津軽三味線を題材にした漫画『ましろのおと』が文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞するなど、三味線に少しずつ注目が集まっている。

そんな中、川嶋は“キラキラシャミセニスト”として、邦楽とKawaiiをミックスさせた“ニッポンカワイイカルチャー”を提唱し、伝統文化の魅力を発信。昨年、東京藝術大学を卒業したばかりだが、日本文化を若い人々に伝える担い手として「日本の音楽の最先端を切り拓(ひら)いていく」と宣言している。

中学3年間、そして大学在学中に一度、全国大会で優勝するほどの実力を持つ川嶋だが、冒頭のセリフはまさにその通り。しかし、なぜそんな天才が“キラキラシャミセニスト”の肩書きで活動しているのか。その経歴とともに三味線の可能性を聞いた。

彼女が和楽器に触れたのは3歳の時だ。音楽一家どころか家族は誰ひとり音楽をやっていなかったが、和楽器の習い事をさせたかった両親が、邦楽の演奏を観に連れていったことがきっかけだという。

「舞台を観ていたら闘争心が湧いてきたんですよ。なんで私が(舞台の)下にいるんだって。昔からそういう気質だったみたいです。最近、母から聞いたんですけど、初舞台でも家元に向かい合って演奏するはずが、自分で勝手にお客さんのほうに向かって演奏していたみたいです。あと、これは覚えているんですけど、3人で使うマイクも奪ってひとりで使ってたり。とにかく目立ちたかったんでしょうね(笑)」

最初は和太鼓から始め、5歳で三味線を手にすることになった。そして、わずか1年足らず、小学生になると全国大会に出場した上に、最年少で入賞という快挙を果たす。

「それから注目されるようになって、小2の頃には天才少年・少女の発掘番組に出たり、『おはスタ』に出させていただいたり。家元の意向で私だけ海外公演にも連れていかせてもらったりと、とにかく経験豊富でしたね」

しかし、「お恥ずかしながら、練習はあまり好きじゃなかった。短期集中型なんです」という川嶋の練習時間は、当時からわずか30分。それでも大会に出れば、常に賞を獲っていたというから、やはりその才能は確かなものだ。

「うちの親とかおじいちゃんおばあちゃんも、何においても『天才、天才』って言って育ててくれたんですよ。TVでも天才って扱われて『私って天才なんだ』と思ってました(笑)」

ただ、一方で「子供の時はひがみとの戦いだった」とも振り返る。


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