写真はNHK・佐々木彩アナ。1986年10月1日生まれ、静岡県出身。お茶の水女子大学卒業。09年に入局し、新人時代は徳島放送局に赴任。昨年3月まで『ニュースウオッチ9』のスポーツキャスターを務め、注目を浴びた

NHK・有働由美子アナが3月末をもって、『あさイチ』を卒業することが発表された。彼女が「私生活を充実させたい」と降板を申し入れたという話だが、局側がそれを承諾したのには、ある思惑があったようだ。

「有働アナは『あさイチ』を人気番組に成長させた功労者ですが、その一方で世代交代を推し進めたいのが本音ですよ」(NHK関係者)

NHKは、アナウンサーが入社すると地方局に赴任、有望株だけ東京に呼び戻すシステムを取っている。

「以前は、30歳を超えてようやく東京に呼ばれたんですが、今は20代のうちから東京配属になるケースが増えている。若手アナを積極的に登用しています」(前出・関係者)

そこで気になるのが、有働アナの存在を脅かすような若手アナの台頭だ。『あさイチ』の後任に内定しているといわれる近江友里恵アナ以外にも有望株はいる。

「『あさイチ』のリポーターとして活躍中の佐々木彩アナが最有力。有働アナを彷彿(ほうふつ)とさせる庶民的な性格で、同性からの人気も高い。また、空手の黒帯を持つなど、意外な経歴もあって面白いんですよ」(テレビ誌記者)

『おはよう日本』のキャスターを務める和久田(わくだ)麻由子アナも局内の評判がいい。

「和久田アナは“平日の恋人”として男性人気が高く、今年ブレイクしそうな女子アナのひとり。ただ、本人が報道志向が強く、柔軟性に欠けるところも」(前出・関係者)

若手の人気争いにも要注目だ!