週プレNEWS TOP ニュース 政治・経済 イギリス政府が新設したポスト「孤独担当大臣」は日本にも必要?

ニュース

イギリス政府が新設したポスト「孤独担当大臣」は日本にも必要?

[2018年01月29日]

NEW

「孤独担当大臣」の原点は、2016年6月に殺害されたジョー・コックス議員が立ち上げた「孤独対策委員会」

イギリスのメイ首相が「孤独担当大臣」(Minister for Loneliness)を新設するとぶち上げたのは1月17日のこと。その情報に「マジか!」と食いついたのは私、週刊プレイボーイ本誌編集・ヤノアツである。

彼女いない歴10年目、プライベートで遊ぶ友達いない歴15年目の33歳。募る寂しさにいよいよ耐えられなくなってきたし、このまま孤独に人生を過ごすのかなと考えると、背筋が寒くなる。だが一方で「群れない男」とか「孤高」とかカッコよくね?なんてことも思っていたりする。

なので、「孤独担当大臣」については「よけいなお世話だろ。しょーもな」と反感を抱きながらも…やっぱ気になるよ!

「孤独担当大臣」は何をするの? そして、日本の孤独な男たち、ていうか私のために必要なポストなの? 日英の“ソロ事情”に詳しい賢者に聞いた!

* * *

まずは、イギリスが「孤独担当大臣」を新設した背景を探ってみたい。ロンドン在住の国際ジャーナリスト・木村正人氏に聞いてみた。

「近年、イギリスでは『孤独』な人が増えていることを国家的な問題としてとらえてきました。例を挙げると、孤独な人はアルコール依存症、薬物依存症、うつ病など肉体的にも精神的にも健康を損なうリスクが高く、そのことが国の医療費や病院のキャパを圧迫している、といった具合に。『ジョー・コックス孤独対策委員会』のまとめによると、孤独な人たちは年に320億ポンド(約4兆9200億円)の負担をイギリス経済に強いる恐れがあるとのことです。

また、表には出ていませんが“テロ対策”という側面もある。近年、イギリスではテロが頻発していますが、イギリスで生まれ育った孤独な若者がネットで国外の過激派の思想に触れることで『自分の苦しみは社会のせいだ』と考え、ホームグロウン型のテロを起こすという例がありますので」

なんだか、孤独であることを責められている気がしてきた。では「孤独担当大臣」は具体的に何をするんです?

「この国には、すでに孤独な人をケアするために掃除や話し相手になってくれるソーシャルワーカーが官民共にたくさんいるし、それぞれ大きな組織も存在しますが、あまり連携が取れていなかったので、まずはそこを強化するでしょう。

まだ旗揚げしたばかりなので私の推測ですが、孤独担当大臣に就任したトレイシー・クラウチ氏はスポーツや芸術などの行政を担う『文化省』の政務次官を兼務している。なので、例えば全国的なスポーツイベントを開催して、孤独な人が集まれるコミュニティをつくるといったことをやるのではないかと思います」(木村氏)


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Mar. 5th 2018 no.10
  • Feb. 26th 2O18 no.9
  • Feb. 19th 2O18 no.8
  • Feb.12th 2O18 no.7

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】鈴木友菜、グラビア界に天使現る。

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 小宮有紗『Majestic』
  • 飯豊まりえ『NO GAZPACHO』
  • 『クルマプレイボーイ』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊 NEW YEAR2018』
  • 『乃木坂46×週刊プレイボーイ2017』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2018年No.10