枕崎市の民家から発見された油絵の西郷さん。珍しいカラーの肖像画で、おなじみの「西郷隆盛の弟・西郷従道と、従弟の大山巌をモデルに描かれた」という肖像画とは違ったイメージ!?

大河ドラマの主人公として注目度が急上昇中の西郷隆盛。

だが、多くの幕末レジェンドたちの写真が現存するのに対し、彼のものは一切なく、その勇姿は教科書に掲載される肖像画のイメージが強い。

そんななか、「西郷さんの新肖像画では?」と思われるものがこのほど発見された。鹿児島県鹿児島市の「西郷南洲顕彰館」の担当者は語る。

「鹿児島県枕崎市の民家で発見された油絵の肖像画です。西郷隆盛の肖像画は過去にも20種類ほど確認されていますが、この肖像画はほかとは違い、作者・描かれた年代が一切不明なんです」

西郷さんの縁者によると、「祖先から聞いた特徴どおり」とのことですが、およその制作年代は?

「民家に住む80代の女性が『物心ついたときから家にあった』と語っていますので、おそらく1920年代以前のものだと推測しています」

現在、「西郷南洲顕彰館」ではこの肖像画に関する情報を募集中。この顔にピンときたら、即ご報告で、ごわす!

(写真/西郷南洲顕彰館)