週プレNEWS TOP 連載コラム 語っていいとも! 語っていいとも! 第52回ゲスト・林遣都「『火花』は自分の中で奇跡的な瞬間がいっぱいあって…」

連載コラム

語っていいとも! 第52回ゲスト・林遣都「『火花』は自分の中で奇跡的な瞬間がいっぱいあって…」

[2018年02月04日]

37520de0f2160b408f9700eaa06763e5_kento_40

―それで演技のナチュラルさ、自然な感じがそのまま醸(かも)し出されてるわけだ。

林 すごい勉強になったのが、台詞をいかに染みこませるかっていう…いかに台詞じゃないように言うか。もちろん場面によるし、“ザ・セリフ”みたいなドラマもあって全部違うんですけど。『火花』はやってて楽しかったですね。出ている芸人さん全ての方がめちゃめちゃ上手なので、お互いに引き出しあって。

―芸人バトルの大会とか描写がそのまんまリアルで、本当にありじゃない?っていう。

 それこそ漫才は撮影の時、本当にゆったりしてたんです。何よりも監督さんたちが漫才のシーンは最初から最後まで信頼してくださって、リハーサルを1回も見ないんです。もちろん、ネタを用意する作家さんはベースにいるんですけど、単独ライブのシーンで3分の2くらいは勝手に自分らで全部作って。

そういうことをやらせてもらえる環境が他ではないので。その分、めちゃめちゃ難しかったです。やってる最中、ほんと今までで一番難しいなって思いました。漫才、芸人さんを演じるって。そういう意味でも『火花』は結構大きかったです。

―そのデビューから10年の間に「これじゃ続けていけない」という葛藤があって。それでも三枚目的なコミカルな役もこなして、違う引き出しも持てたというか。「カッコつけなくていいんだ」「ダメな自分でも大丈夫」と思えた、分岐点になる作品も他にあったのでは?

 うーん…常にコメディとか振り切ってたらいいんですけど。人を演じる上で、ウソっぽいことが好きじゃなくて。言葉にすると恥ずかしいんですけど、どっかでその役を生きてればいいや、みたいな。特に「この作品で変われたな」っていう感じはなくて。

―一作ごとにその役を生きてたら、自然に幅が広がった?

 はい。いろいろ悔しい思いをして、怖いものないなって思ってから、全部振り切ってやろうというスタンスで。「なにくそ!」っていう感じでいたのが23,24歳くらいまで。

それこそ『火花』でそういう思いを爆発させることができて、言い訳ができない、ウソが通じない撮影の仕方も楽しかったですけど。廣木組は、その人になってなきゃ通用しないチームだったので、それがやれて…なんか、本当に気持ちが変わって。ひとつ自分の中でやっとできたかなって、ちょっとだけ余裕もできたというか。

―そこまで分岐点ともいえる作品になったんですね。その自信で今後の役者人生もしばらくやっていけそうな。

 ちょっと充実してきたかなって。そう思えてからは人との接し方も変わりましたし、お酒の飲み方も変わりました(笑)。一昨年から初めて舞台をやらせていただいて、またゼロから新しいことに挑戦できてる感じです。

―三谷幸喜さんの『子供の事情』は観させてもらいました。評判でだいぶチケットが入手困難でしたけど(苦笑)。

 『子供の事情』の他2本やって、一昨年の夏に初めてやったんですけど。またそこで今までやってきたことが全く通用しなかったりとか。『火花』を終えて、ちょうど10年で初めての演出家さんに出会ったり、舞台役者の方たちと一緒にやって、また新しい一歩を踏み出せたなと感じるので上手いことできてるなぁみたいな。


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Jul 2nd 2O18 no.27
  • Jun 25th 2O18 no.26
  • Jun 18th 2O18 no.25
  • Jun 11th 2O18 no.24

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】小倉優香、タイで見せた新しい顔。

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 浅田真央『また、この場所で』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊GW2018』
  • 大原優乃『ゆうのだけ』
  • 小宮有紗『Majestic』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

メルマガ会員&アンケート 2018年No.27