週プレNEWS TOP 連載コラム 旅人マリーシャの世界一周紀行 『Blue Hunter』 旅人マリーシャの世界一周紀行:第173回「疑惑の美人局!? “青の都”で詐欺師とデート、ショックで人間不信に…」

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旅人マリーシャの世界一周紀行:第173回「疑惑の美人局!? “青の都”で詐欺師とデート、ショックで人間不信に…」

[2018年02月08日]

私はこの後、どんな罠が待ち受けているのだろうかと内心落ち着かなかったが、仕方なく3人で行動することにした。後々、どこかに連れていかれたり、怖い男が出てきて高額を請求されたらどうしよう…。(念のため、私は決してアレックスを男として意識していたワケではないことは言っておこう)

ふたりが会話に花を咲かせ始めたので、逆によかったのはひとり撮影に集中できたこと。すると警察が近寄ってきて、私の持ち物をチェック。「どう見たって私が一番怪しくないのに。なんなのさ…」

奥に見えるのはウルグベク・メドレセ。緑の服が警察で、右下は荷物チェックされた私

奥に見えるのはウルグベク・メドレセ。緑の服が警察で、右下は荷物チェックされた私

広場中央のティラカリ・メドレセの内部は金色の装飾

広場中央のティラカリ・メドレセの内部は金色の装飾

シェルドル・メドレセ。人や動物などの偶像崇拝はタブーであったが、この装飾は支配者が権力を誇示しようとルールを破ったもの

シェルドル・メドレセ。人や動物などの偶像崇拝はタブーであったが、この装飾は支配者が権力を誇示しようとルールを破ったもの

続いての見どころは「シャーヒズィンダ廟群」という青いタイルの霊廟。まるで死者が私を呼んでいるのだろうか、そのまま天国に歩み寄ってしまいそうな美しさである。

それなのに、ふたりはベンチに座ってお喋り。盛り上がる彼らにとって、この素晴らしき青い世界は書き割り(舞台セット)にしか見えないのかしら?(イヤミ)

お土産屋の並ぶ「タシケント通り」では、サビナはアレックスにポストカードやピンバッチなどをプレゼントしていて、私はもう蚊帳(かや)の外。「こんなにいろいろしてもらって、なんてお礼したらいいんだ」と言うアレックスに、サビナは「キスしてくれたらいいわ♪」だって!

シャーヒズィンダ廟の入口。「生ける王」という意味の青いタイルが美しい霊廟

シャーヒズィンダ廟の入口。「生ける王」という意味の青いタイルが美しい霊廟

シャーヒズィンダ廟の内部

シャーヒズィンダ廟の内部

そこにウェディングの人々が3組ほどすれ違ったので「タジキスタンの結婚式はどんな感じ?」と聞くと、「3日間、パーティーよ。2万米ドルくらいはかかるわね!」と言う。

タジキスタンの貨幣価値がわからないけど、もしかしたら単純にお金持ちの家庭の娘なのであろうか。そして彼女は続けてこう言った。「アレックス、私と結婚してくれない?」

ギョギョギョ! 逆プロポーズ!? ははーん、さてはビザ目的か! そういうことなら、彼女がグイグイ迫る理由も納得だわ。まあ、私だってオーストラリアのビザは欲しいけど、アレックスのこと好きなわけじゃないから譲るわ(と、なぜか上から)。

結局、彼女にはお世話になったままだったので(特にアレックスがだけど)、今度は私たちがランチをご馳走することにした。レストランのテーブルにアレックスがポンと財布を置いたので「危ないよ(また盗まれるよ)」と言ったら、「何言ってるんだ、ここは室内じゃないか!」とウザそう。

私は邪魔者の上、口うるさい母親のような役どころとなってしまったので、そろそろ彼らをふたりきりにしてあげることにして、ひとり宿へ退散した。

ラブラブな2人の顔は一応秘密にしておこう(笑)。そして私はお邪魔虫(笑)

ラブラブなふたりの顔は一応秘密にしておこう(笑)。そして私はお邪魔虫


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