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日本は周回遅れ…日米の「無人コンビニ」には月とスッポンほどの実力差がある

[2018年02月10日]

「このままでは日本は次世代の新産業分野で敗者になるのは必定」と嘆く古賀茂明氏

米アマゾンがシアトルに開業したレジ精算不要のコンビニ「アマゾン・ゴー」が注目を集めている。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、それに比べて日本の次世代型サービスは「月とスッポン」と嘆く。

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無人コンビニ、無人自動運転車といった世界の先進国が開発競争にしのぎを削る次世代型サービスが、このところ日本でも次々に実用化されようとしている。

ただ、その中身を見てみると、日本は“世界最先端”からは程遠い、周回遅れの後続ランナーであることを実感してしまう。

例えばこの春に、大手コンビニチェーンが導入するという無人コンビニ。その実態は、ただの“レジの無人化”にすぎない。

無人レジを機能させるには客が専用アプリを起動させたスマホをセンサーにかざして入店し、買いたい商品のバーコードを一点一点スマホで読み取った上で、無人レジで決済を済ませないといけない。結構、手間暇がかかるのだ。

その点、米シアトルに1月にオープンした無人コンビニ「アマゾン・ゴー」は次元が違う。

まず、レジそのものがない。入店時にスマホをセンサーにかざすまでは一緒だが、店内の多数のカメラやセンサーで20人以上の客の動きを同時に正確にトラッキングし、客が選んだ商品を把握して決済を済ませるため、レジで決済することなく店外に出るだけで買い物が済んでしまうのだ。客が一度買い物バッグに入れたものを戻しても、すべて正確に認識する。

このように日米の「無人コンビニ」には月とスッポンほどの実力差があるのだ。

無人自動運転も似たようなものだ。今月、国際家電見本市が開かれたアメリカのラスベガスは交通量が多く、いつもお祭り騒ぎで渋滞が多い地域だ。ここで米ライドシェアサービス大手のリフト社がベンチャー企業と組んで、見本市会場から20ヵ所以上のホテルまでハンドルもペダルも操作しないレベル4と呼ばれる高度な自動運転タクシーを走らせた。

一方の日本では、交通量の少ない公道で、1km以下の定まった2地点を時速12キロで運行する実証実験がようやく昨年末にスタートしたばかりだ。


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