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勢いに乗るセレッソ大阪が今年も期待できる理由ーー苦しんだ清武がいい役割を果たしている!

[2018年02月12日]

昨シーズン2冠のセレッソ大阪の今シーズン展望を語った宮澤ミシェル氏

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第33回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど、日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、ゼロックススーパーカップで優勝し、好スタートを切ったセレッソ大阪。昨シーズン、J2昇格1年目でいきなりルヴァンカップと天皇杯での2冠を達成したクラブは、今シーズンどこまでやれるのか?

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ゼロックススーパーカップが終わり、いよいよJリーグが始まる。1月末に宮﨑へ行ってセレッソ大阪のキャンプを視察してきたけれど、最初の日がもう寒いのなんのって。選手たちはネックウォーマーで顔を隠すくらいの寒さだった。

ユン・ジョンファン監督は「こんなに寒かったらキャンプにならないよ」と愚痴をこぼしていたけど、次の日は太陽が出て暖かくなったら「これならいいね」と満足そうにしていたよ。

そんな監督を見て驚かされたのが、体も丸くなったけど、性格も丸くなったこと。セレッソでプレーした選手時代から知っているし、鳥栖で監督をしていた頃、そして去年からセレッソで監督を務めている時も取材で何回も会っているけれど、昨年とはまた雰囲気が違ってきている。

鳥栖時代はピリピリしていたね。結果がなかなか出ないし、選手のクオリティーもそれほど高くないから、走り勝つスタイルのサッカーで上位を狙っていた。それが、今のセレッソ大阪は代表クラスの質の高い選手が揃っていて、タイトルを獲得したからなのか穏やかに見えた。

鳥栖時代に監督の下でプレーし、今もセレッソでプレーしている水沼宏太にそんな話をしたら「オレも成長したけど、監督も成長したんじゃないですか」って言っていたけど、その通りなんだろうな。

昨シーズンは監督就任初年度でルヴァンカップと天皇杯の2冠を獲得して驚かされたけれど、今年もすごく期待できる。1月末の時点でチームがほぼできあがっているからね。

ただ、心配材料は元旦の天皇杯決勝が終わってから、選手たちは1週間しか体を休めていないこと。2週目には個人でトレーニングを再開して、3週目にはキャンプが始まった。

清武弘嗣に休みが短いことへの影響や不安はないか聞いたら「このペースで1シーズンは持たないと思いますよ」と十分理解していた。彼も欧州でいろんな経験しているから、そうしたリスクはわかっているようだったね。

ただ、今年は開幕から15試合を戦えば、ワールドカップの中断期間に入るので、そこで1回リフレッシュできる。だから、最初の15試合をうまく乗り切ってもらいたい。

今季のセレッソは守備陣の選手層にやや不安を感じるけど、攻撃陣はしっかり補強をしている。左MFには浦和から高木俊幸、右MFにはヘルシンキで3年間プレーしていた田中亜土夢を獲得した。清武はサイドでプレーするようだが、柿谷曜一朗をトップ下かサイドのどちらで使うのがいいのか迷うくらいタレントが揃ったといえる。


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