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さすがのDNA? 御年89歳の“末裔”が歴代将軍の健康法&家康との共通点を明かす

[2018年02月20日]

「お酒とたばこはストレスを和らげるもの。家康は『忍冬酒』を愛飲していましたし、第9代将軍の家重からたばこを吸うようになりました」と語る徳川宗英氏

明治維新から150年目の今年、NHK大河ドラマ『西郷どん』など、幕末・維新の偉勲たちにスポットが当たっている。

しかし、やはり歴史好きに人気があるのは江戸時代だろう。265年も平和な時代が続いたのは、ひとえに徳川家の歴代将軍たちの力によるところが大きい。

『徳川家に伝わる徳川四百年の裏養生訓』の著者は、御三卿(ごさんきょう)の田安(たやす)徳川家の第11代当主である德川宗英(とくがわ・むねふさ)氏。90歳近くになっても超健康に暮らす宗英氏が現代でも役立つ歴代将軍たちの養生訓を語る!

* * *

―直系のご先祖が徳川吉宗。吉宗が主人公の『暴れん坊将軍』(テレビ朝日)が放送されてますが、ご覧になってますか?

德川 テレビをつけてやっていれば、見ることもありますが、特に熱心に見るわけではないですね。「誇らしい気持ちになるのでは?」と言われることもありますが、全然。そんなことはありません。

―歴代将軍や名君といわれた松平定信、松平春嶽(しゅんがく)……。歴史上の人物たちがご先祖さま。ボクらとは違った、思いを抱くのかと思いました。

德川 「ああ、そうなのか」というだけで、正直、特別な思いはありません。ただ、家康だけは特別です。桁外れの人物ですし、本書のテーマの健康法についてもきちんとした考え方を持っていた。数え年で75歳、満73歳まで生きましたから、当時としては長生きです。しかも、亡くなる前年の大阪夏の陣でも陣頭指揮をしていますから、今でいう健康寿命を保っていた。德川幕府を盤石なものとしてから、大往生したわけですからね。

―家康の健康三ヵ条は、粗食、身体の鍛錬、医薬への豊富な知識だったと本書にあります。実践されていらっしゃいますか?

德川 宴席などは別にして、私も普段は粗食です。また、家康は麦飯を食べていたんですが、これはよく噛んで食事をしていたということです。すると、唾液の分泌がよくなる。消化を助けますし、脳の働きも活性化されるといいます。私はあまり歯磨きをしないのですが、この年齢でも歯はまったく大丈夫。これも、よく噛んでいるおかげだと思っています。身体の鍛錬としては、大したことはないんですが、まず、散歩などでなるべく歩くようにしています。共通点というと大げさですが、家康は鷹狩りで馬を駆っていましたが、私は自動車の運転が趣味なんです(笑)。

―ご自身で運転されるんですね。

德川 まだまだ、現役ですよ。おととしまで、“ゴールド免許”だったんです。今も北軽井沢の別荘まで、自動車で通っています。道が空いている早朝に出発し、一気に運転すれば、3時間で着きますからね。

―健康寿命を保っていますね。

德川 ただ、もう無理は利きません。おととし、9時間ぶっ通しで別荘の芝刈りをしたんですが、背中を痛めて、まだ痛みが残っています。そのせいかわかりませんが、身長は170cmあったのに、11cmほど縮んでしまいました。

―徳川一門で最長寿は家康の6男、松平忠輝の92歳。最長寿記録を更新されようとしていますが、ほかに何か心がけていらっしゃることはありますか?

德川 まず、好き嫌いなく、食事を取ること。それに、朝食を食べたらすぐに排便することくらいですね。私は便秘をしたことがなくて、それも健康につながっていると思います。また、私は精神が不安定になると、腹痛が起こる。西郷隆盛も同じだったようですが、ストレスで胃が働かず、消化がうまくいかなくなるんでしょう。


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