お礼の義理チョコを完全に取り違えてしまった…。(イラスト/平松昭子)

『週刊プレイボーイ』本誌の人気連載『帰ってきたOL萌え萌え倶楽部 VOL.374』。毎回、旬なお題にOLたちが答えてくれた大アンケートから厳選してお届けしております。

今年のバレンタインはいかがでしたか? OLちゃんにとってバレンタインって、胸が躍るようなものじゃなくなってるみたいですね~!

●義理チョコなのに…豪華なお食事を何度かごちそうしてくださっている仕事関係のオジサンにお礼として、5000円近いチョコレートを差し上げたところ、完全に取り違えてしまったもようで…。それからほぼ毎晩、「今不意にキミを思い出してメールしてます」とか「あまりに星がきれいで、若い頃見た空と一緒だと思った」などとロマンチックなメールが来るようになってしまいました。義理チョコ以外の何物でもなかったのですが(笑)。今度は三ツ星レストランでの食事に誘われていますが、本気すぎてコワイです。そういう勘違い、40歳以上の男性に多い気が…。(毎週月曜日はジュースクレンズをする百貨店・31歳)

●出費がかさむ毎年バレンタインで困るのが、義理チョコ。クライアントが50社近くあるので、担当者にお渡しするだけでもかなりの額に。今年はネットを駆使して見栄えのするお安いチョコを選んだにもかかわらず合計4万3000円也。しかも経費にならず(泣)。とはいえ、チョコを配ると仕事に結びつくし、やめられない。出費がかさむ2月です。(結婚するなら絶対料理好きな男子がイイ人材派遣・28歳)

●お返し待ち昨年、仕事でお世話になっていて、おいしいご飯も何度かごちそうになっている男性に奮発して3000円のチョコをプレゼントしたところ、ホワイトデーに3万円ほどするスカーフをいただきました。しかも別に特別な関係を求めてくるでもないんです。なので今年は4000円に格上げしてチョコをプレゼントしてみました。「10倍返し」が楽しみです!(スマホ3台持ちの化粧品・28歳)

●この年で手作り?親友が彼氏へのチョコを手作りにするって言いだしたんです。マジ卍じゃないですか? 「高校生、いや中学生か!」と止めましたが、結局手作りチョコをあげたらしいんです、しかも、ほかにプレゼントはつけずに。でも、「そのカレに子供っぽいと思われただろうな」と心配になって聞いてみたら、「すご~く喜んで、ステキなエッチをお返ししてくれた♥」とのこと。そういう関係もあるんですね。私は絶対無理。この年になったら、恥ずかしすぎる。(イケメンより面白い人が好きなアパレル・26歳)

ひとり身のための恋愛ツールとしては意味を持たなくなっている

●チョコのほかにも!?去年から付き合い始めたカレと最初のバレンタイン。「チョコ以外にも欲しいものがあるんだ」と言って要求されたのが5万円もする某ブランドの財布でした。「女子でもないのにおねだりかよ!」と思いましたが、それが今の常識なんでしょうか? カレは2歳下なのでジェネレーションギャップなのかな? 結局、私はお高めのチョコと5万円の財布をプレゼント。手痛い出費です。(いまだにガラケーの機械メーカー・26歳)

●もはや恋愛イベントではないバレンタインはもはやお中元。カレがいる人は別だけど、ひとり身のための恋愛ツールとしては意味を持たなくなっていると感じます。学生時代はチョコを使って告白してたのになぁ。だから今年は、いいなと思っている相手にも義理か本命かわからない感じのグレーなチョコをさりげなく渡しました。(ジブリ作品は私の命ですと考えるコンピューター・26歳)

●自分のためのもの社内用の義理チョコは部の女子から500円ずつ集めて毎年新人ちゃんが用意。「義理は欠かねどお金もかけない」がモットーです。本命がいるときは3000円くらいのをプレゼント。それより絶対に欠かせないのが自分へのご褒美。毎年ひと粒1500円くらいのものを3粒購入するようにしています。お金持ち気分を味わえる2月の贅沢(ぜいたく)。癒やされる~。(80年代のドラマが大好きな家電・26歳)

●家族にしかあげない弊社では「お返しが大変だから」と数年前から義理チョコが廃止されました。ラクなのですが、なんと3年付き合っているカレも「甘いもの嫌いだしいらない」と言いだしました。しかし、モテない父と弟には買わないわけにもいかず、今年も2500円のものをプレゼント。私のバレンタインは家族にとってのモノです。(スポーツカーを運転してストレス解消するコンサル・27歳)

はみまんアンケート義理チョコ贈答数の平均は8.5個。ひとつ500円程度が多数派。本命チョコの予算で最も多かった答えは3000円。バレンタインを告白の用途に使用しているOLは0%。