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宮澤ミシェルが語るW杯現地取材珍道中−−空港のトランジットで味わった想定外の事態とは

[2018年03月05日]

W杯取材の思い出を語った宮澤ミシェル氏

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第36回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど、日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、W杯の現地取材について。過去、1998年のフランス大会から続けている中、前回2014年ブラジル大会で取材に向かった際のエピソードを語ってくれた。

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今年6月から始まるW杯ロシア大会は、まだ具体的に決まっていないけれど、おそらくグループリーグ期間中は現地で取材をすることになる予定だ。

仕事で行く場合、スタッフが準備してくれるイメージがあるかもしれないけれど、常にそうとは限らない。前回の2014年W杯ブラジル大会の時は、往路は私ひとりで日本からブラジルまで移動した。だから、自分で旅行代理店と打ち合わせをして行ったんだけど、これが珍道中の始まりだった。

ブラジルに行くにはアメリカで乗り継ぐ方法と、ドバイ空港経由の2通りあるんだけど、往路はドバイ経由で向かった。理由はトランジット(乗り換え)がアメリカ経由より4時間くらい短くて済むからだ。

ただ、ドバイに行ったことはあったけど、2013年に第3ターミナルがオープンしてからの新しいドバイ国際空港を利用するのは初めてだった。空港はさらに大きくなっていて迷子になってしまうかもしれないから、事前に空港内の地図をもらって、トランジットのゲートまでのルートを書いてもらったんだ。

代理店の説明では「飛行機を降りて真っ直ぐ進むとイミグレーション(出入国管理)があるので、1回出てください」とのことだった。「えっ? トランジットなのにイミグレーション出るの?」と疑問に思って「その地図は古いやつじゃない?」と確認したら「大丈夫です!」と。

あまりに自信満々に言うから、疑心暗鬼ながらも現地に出発した。また、ブラジルで使う携帯電話もその旅行代理店が手配してくれていたから受け取ってブラジルに向かった。

ドバイ国際空港に到着して手荷物検査を受け、書いてもらった地図の通りに進んだら、そこには壁しかない。一面、壁。それで近くにあったエスカレーターに乗ったら、ものすごく広いショッピングモールに着いた。「ここはなんだ?」と不安になりながら、周囲をよく観察したら、ショッピングモールの間に搭乗ゲートがある。「これはすごい」と思いながら、自分の乗る搭乗便のゲート番号を探しても全然ない。空港がデカイから端から端まで歩くのだけでもウンザリするくらいの距離だった。


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