左からジェイン、ナユン、ヘビン、デイジー、ジュイ、ナンシー、アイン、テハ、ヨンウ

TWICEがブームとなり、BLACKPINKが「第32回日本ゴールドディスク大賞-ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」を受賞するなど、ここ最近、日本でも新世代グループが注目されるK-POP。その新星といえるのが、MOMOLANDだ。

2016年11月に韓国のオーディション番組からデビューした9人組女性グループ。ミヒャエル・エンデの小説『モモ』に由来しており、多忙な現代人に楽しみを取り戻すことをテーマに結成した。

デビューしたてのグループだが、今年1月に発表したアルバム曲『BBoom BBoom(プムプム)』が、Youtube再生数が4600万回を超えるなど大ヒット。そのキャッチーで中毒性のあるメロディや独特な踊りが話題を呼び、大旋風を起こしている。

そんな彼女たちが2月28日に初来日し、6月13日の日本デビューを発表。3月2日にはショーケースライブを開催した。

この日、メンバーはへそ出しルックにショートパンツやフリルの付いたミニスカートから美脚を覗(のぞ)かせるセクシーめな衣装で登場。「Freeze」「Wonderful Love(EDM Ver.)」をマスコミの前で披露した。

曲が終わるとそれぞれ自己紹介へ。まだ日本語に不慣れなメンバーはひと言ずつ挨拶をしていく中、黒髪ショートボブのアインが突然後ろを向き、振りながら「35億!」と発言。会場に集まった関係者やマスコミを笑わせる場面も。

実はこのアイン、日本デビュー前からすでにブルゾンちえみに似ているとネット上で話題になっていたのだ。この日も本家ほどメイクは濃くないが、確かに髪型だけでなく目尻やストレートな眉などもそっくり? その情報は韓国にも渡っていたそうで、関係者いわく「本人もブルゾンさんに似ていることは意識しているそうですよ。なんなら最近は自ら寄せていっているようにもみえます(笑)」。

その後は「日本の印象」や「日本で行きたい場所」「日本で食べたいもの」など定番の質問に返答。また自身の特徴を「カワイイランド」(ジュイ)、「清純セクシーランド」(ヨヌ)、「ハイテンションランド」などグループ名にかけて「〇〇ランド」で表現。「ホットホットランド」と答えたテハはヨヌから「サウナ?」とツッコまれていた。

イベントの最後には『BBoom BBoom』を披露し、高いパフォーマンスを見せつけたMOMOLAND。6月15日に大阪で、17日には東京でファンミーティング・イベントの開催も決定しているが、日本でもブームとなるか!?

(取材・文/鯨井隆正)