ファースト写真集『ゆうのだけ』が大反響の大原優乃

2月4日、大原優乃(おおはら・ゆうの)が都内でファースト写真集『ゆうのだけ』の発売記念握手会を行なった。

昨年8月に『週刊プレイボーイ』本誌でグラビアデビュー。その反響を受けた待望の写真集は、ハワイ・オアフ島と北海道で撮影。南国の太陽の下での溌剌(はつらつ)とした姿や、一面の雪景色や温泉宿での大人びた表情など18歳の彼女の今が詰まった1冊だ。

発売前から重版がかかるなど、写真集へ大きな注目が集まっていたが、この日、用意したサイン本はなんと1200冊! 1千部が完売し、200冊追加したということだが、大勢のファンを迎え、熱いイベントとなった。

イベントに先立ち、記者会見では真っ赤なワンピース姿でちょっぴり緊張しながら登場した彼女が早速、写真集の見どころについて聞かれると「今の私の等身大を撮っていただけたと思います。今まで見せたことのない私もいるので、どちらも楽しんでほしいです」とにっこり。

さらに「いつもは笑顔の写真が多いんですが、『18歳の私はこんなもんじゃないぞ』っていう、私から皆さんへの挑戦状になっています」と力強く語り、写真集の出来栄えについて「関わった方の期待に応えたいと頑張ったので、100点です」と胸を張った。

自慢のパーツを聞かれると「私はキレイとかカッコいいとかではないと思っています。クラスにいそうな親近感ですね」と照れながらアピール。ちなみに前日が高校の卒業式だったそうで「(故郷の)鹿児島から通いながらの高校生活で、テストとか大変なことも多かったんですけど、先生方や友達、家族や事務所の皆さんに支えられて一生忘れられない3年間でした」と振り返り、しみじみ。

そんな中、心残りは“制服ディズニー”だとか。「コスプレになっちゃうんですけど、いつかやってみたいです」と語り、会場を沸かせた。

高校を卒業後は上京し、芸能活動を本格化。今後の目標について聞かれると、ちょっぴりはにかんだ表情を浮かべながらも「控えめにてっぺんを取りたいです」と愛らしく意気込んだ。

そんな記者会見も無事終了。慰労を兼ね、控え室へ電撃訪問してみた!

入ってた人は「当たり」です(笑)

―お疲れ様でした。ちょっと緊張していたように見えたけど。 

大原 いや~、ものすごい緊張しました! どんなことを聞かれるのかなってドキドキしちゃって。今は少しだけホッとしてます。

―身近な人からの写真集の反応はどうでした?

大原 家族は見てくれたみたいですけど、まだ反響を聞いてないんです。でもSNSで大勢のファンの方から「よかったよ!」ってたくさんの温かいコメントをいただいて。すごく嬉しかったです!

―今回の写真集イベント、サイン本1200冊ってすごいですね! 山積みの本を前にしてどんな心境でした? 

大原 「あ、これ、タレントさんのブログでよく見るやつだ!」って感激しました(笑)。これ全部なの?って、信じられなかったです! 本当に感謝でいっぱいです。

―サインは失敗せず、ちゃんと書けた?

大原 中学の頃から同じサインなんで大丈夫でした(笑)。中に何冊かだけ、「ありがとう」のコメントを入れさせていただいて。入ってた人は「当たり」です(笑)。

―当たった人はラッキーですね? ちなみに以前のインタビューでは自然な笑顔を見てほしいって言ってたけど、写真集の中で一番笑ったのは? 

大原 黄色い水着でビーチで撮ったカットです。最初は砂に寝転んでたんです。で、「ひざ立ちして」ってカメラマンさんに言われて立ち上がろうとしたら、全身に砂がバーっとついちゃって。それがおかしくて、ものすごく爆笑してました。あはははは。

―(笑)相当、楽しい雰囲気だったのが伝わりますね。ちなみに、体型管理にも相当気合が入ってたって聞いたけど。

大原 はい。初めての写真集ですから、期待にちゃんと応えなきゃダメだなと思って。今までで一番頑張りました。それだけにこれからの撮影がプレッシャーですけど(笑)。

―ははは。これが基準になりますもんね。では最後に読者へひと言!

大原 今回は撮影スタッフの皆さんがたくさんの愛を注いでくださって、素晴らしい写真集になりました。今の自分が全部詰まっていると思うので、とにかくたくさんの人に見てほしいです。これからも感謝の気持ちを忘れず、上を目指していきたいと思います。頑張ります!

(取材・文/大野智己 撮影/武田敏将)