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個性派ぞろいの平昌パラリンピック──日本選手のメダル候補4人に注目!

[2018年03月08日]

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成田緑夢はあの超有名なスノーボード一家の末弟。今季W杯で総合優勝しており金メダルの期待がかかる。

日本が過去最多となる13個(金4銀5銅4)のメダルを獲得した平昌冬季五輪。こうなると楽しみなのが、3月9日開幕のパラリンピックだ! というわけで、スポーツライターの星野恭子氏に、平昌パラでメダルの期待がかかる注目選手を紹介してもらった。

金メダル確実と星野氏が太鼓判を押すのは、アルペン競技の座位(立って滑ることのできない選手が、1本のスキーに座席のついたチェアスキーに座り、タイムを競う)にエントリーする狩野亮(かのう・あきら、31歳)だ。

「狩野選手はスーパー大回転や滑降など、時速100キロを超える高速系種目のスペシャリスト。スーパー大回転ではバンクーバー、ソチで金メダルを獲っていて、平昌では3連覇がかかります、また滑降もソチでは金だったので、こちらは2連覇を目指すことに。連覇に挑むという意味では、フィギュアスケートの羽生結弦選手に近い立ち位置の選手といえるでしょう」

座位では森井大輝(たいき、37歳)も楽しみだ。トリノの大回転で銀。バンクーバーでは滑降で銀、スーパー大回転で銅。ソチでもスーパー大回転で銀を獲得。

「森井選手はトヨタ自動車の所属。チェアスキーは座席とスキーをつなぐ部分に自動車でいうサスペンションもついていて、森井選手のマシンにはトヨタのクルマづくりの技術が駆使されています。それがどれだけ進化しているのか。チェアスキーが“雪上のF1”といわれるのは、そのスピード感とマシンを使いこなすテクニックが問われるからです」

ジャンプの葛西紀明ばりの“レジェンド”もいる。葛西の8大会連続出場には及ばないものの、長野大会から6大会連続出場のスキー立位の新田佳浩(にった・よしひろ37歳)だ。

「左腕の障害により、右手一本のストックが特徴。バンクーバーで金メダル2個を獲った歴戦の実力者。ソチでは得意種目が採用されずメダルなしでしたが、平昌では得意のクラシカル種目が復活。外国勢から有力なメダル候補として警戒されています」

元フリースタイルスキー日本代表で、2013年に障害者スポーツへと戦いの場を移した成田緑夢(ぐりむ、24歳)もメダルの期待が高まる。

「兄がスノーボードの成田童夢(どうむ)選手、姉が今井メロ選手(共にトリノ五輪出場)ということもあって、小さい頃からスノーボードやトランポリンで五輪出場を目指してきたんですが、トランポリン練習中の事故で左足にまひの障害が残ってしまった。そこからパラのスノーボード日本代表に選出されたというガッツの持ち主です。今季のW杯でも総合優勝しているだけに、表彰台確実の声が上がっています」

ほかにも有力選手はめじろ押し。前大会のソチで獲ったメダル数6個(金3銀1銅2)を上回るのは間違いなし!?

(写真/時事通信社)


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