見事なスタイルを披露した山本

鳥取が生んだ奇跡の美女――「三井のリハウス」や「JR SKISKI」等のCMで話題となった山本舞香が発売中の『週刊プレイボーイ』12号に登場!

今回のグラビアは20歳を記念した1st写真集『サニー/ムーン』の未収録カットで、普段は女優として活躍する彼女が初水着に挑戦とあって、発売前から話題を呼んでいた。

人一倍強い目力、圧倒的な美貌――20歳とは思えない大人びた表情だけでなく、スレンダーで美しいスタイルを披露しているが、わずか13歳のデビュー直後から注目され、今やスターダムを駆け上る彼女に初水着への思いや、これまでの心境を明かしてもらった。

―初写真集の刊行、おめでとうございます。もう20歳ということですが、「三井のリハウス」CMでのデビューはまだ中学生だったんですよね。

山本 中1でした。小6の時に『鳥取美少女図鑑』に載った写真を見てスカウトされたんですけど、当時は何がなんだかわからないし、全然やりたいと思わなかったんですよね。でも、お父さんが「何事も挑戦、始めたら妥協せずに続けていけ」という方針の人なので、やってみることにしたんです。

―お父さんが後押しを! それでいきなりCMも決まったと。

山本 そうなんですけど、「三井のリハウス」って鳥取になくて、大きい会社だと周りに言われて、めちゃくちゃ緊張しました。TVにも出るし、怖い怖い…って、現場で体調を崩したことは覚えてます(笑)。

―知らない大人に囲まれての撮影ですしね。

山本 そうですね。『二コラ』のファッションショーでも、みんな最初は知らないから全然キャーキャーならないしツラかったです。徐々に名前を知っていただく機会が増えて、覚えてもらっていって安心したし嬉しかったです。

その反面、苦しかったこともありました。もっともっと苦労してる人がいるのに、私はこんなに順調で大丈夫かって…名前を覚えてくださる人が増えるたび、最初の頃は特に不安と怖さがありました。それでも、その頃からイヤイヤながらもなんとなくこの世界で生きていくんだろうなって思ってたというか。自分以外の人を演じるのは楽しかったし達成感もあったから。

―背中を押したお父さんは、娘の活躍をどう見ていたんですか?

山本 それが褒(ほ)めてもくれないし、何も言ってくれないんですよ、照れ屋だから(笑)。でも、1ページしか載ってなくても雑誌を全部買ってくれたりして、知名度も全然ないのにすごい応援してくれてるんだなって思って、すごく嬉しかったです。というか、うちのお父さん、カワイいですよね(笑)

―全然、素直じゃないですね(笑)。

山本 そうなんです(笑)。舞台挨拶とかもお母さんはちょくちょく来てくれるのに、一度も来たことないです。その言い訳は「俺は東京が嫌いだから」って。絶対、嘘でしょ(笑)。

―ご家族はみんな仲良いんですか?

山本 めちゃくちゃ仲良いです! 兄と弟がいるんですけど、毎日LINEで会話してます。あと私、中学を卒業して東京でひとり暮らしだったんですけど、2年くらい前まで、お兄ちゃんが心配して東京に住んでいたんですよ。今になって気づいたんですけど、仕事を辞めてまで見守ってくれて、すごいことだなって感謝してます。

―自身が大人になってみて、その大変さがわかったと。

山本 そうなのかなと思います。あと、今も兄弟の恋愛相談に乗ってます。相手が知っているコだと「強い感じのコだから、そんなガツガツいかないほうがいいよ」とかアドバイスします。ただ兄弟が好きすぎて、嫉妬しちゃうんですよ。彼女に対して厳しすぎて、怒られたり…。いい迷惑だろうなってわかってるんですけど。

―小姑みたいですね(苦笑)。ちなみにご自身の恋愛は…?

山本 最後にちゃんと男のコを好きになったのが中1だから、さっぱりです、アドバイスしてるのに(笑)。当時、一緒に自転車で帰るだけでキュンキュンしてましたから。でも、今回の写真集の撮影では、(鈴木)心(しん)さんに恋してました(笑)。

最後に男のコを好きになったのが中1で…

―心さんというのはカメラマンさんですよね。

山本 はい。お芝居とかで、恋人役がいたりするとその時期、本当に好きになって、撮影が終わるとすぐに冷めちゃうんですよ。仕事に慣れてきた感がすごいイヤですけど…。今回の撮影もそれに近いけど、ちょっと違っていた気がします。

―それはなぜ? 何か心境の変化なんですか?

山本 ずっと撮影してきてもらってる人というのもありますけど、どう映るか気にしなくなったからかもしれません。最初の頃から、表に出るならキレイなコでいたい、どうやったらカワイく写るんだろうって気になっていたんですよ。

―それは写真でもドラマの役でも?

山本 そうです。だからドラマでも初めてのキスシーンとか、泣いているシーンとか絶対見返したくなかったんです。ブサイクになっているのに映りを気にしていて、気持ち悪い、ダサイみたいな。でも、堂々とやってればカッコいいんじゃないかなって思うようになって。それは年を重ねてきたからとしか言いようがないんですけど。

―そういった自分の見られ方が変わった結果、撮影でも変化があったと。

山本 今まで雑誌で絶対使われないような、半目でもいいという気持ちでしたね。さっきも言ったように信頼している人というのもあるけど、余計に“素”が出せて、恋している感じがまた今までと違ったんだと思います。

それでも、心さんには「今(気持ちを)作ってるでしょ」ってたまに突っ込まれましたけどね(笑)。それを気づいて無音シャッターのカメラを使ってくれたから、本当にデートしている感じでした。水中の撮影なんか楽しすぎて勝手に予定より1時間以上、延ばしちゃったりして(笑)。

―今回は竹富島(沖縄)と地元の米子市(鳥取)で撮影されたそうで、これは自分で希望したんですか?

山本 本当は海外を希望したんですけど、予定が合わず沖縄になりました。ただ台風直前で撮影日が1日減ったので、バタバタで大変でした(笑)。地元はやっぱり、思い入れもあるので、せっかくなら行きたかったです。だから行けてよかった。小学校とかでも撮影したんですけど、すごい懐かしかった。

―水着にも初挑戦ということですが、ご自分で見ていかがですか?

山本 これ(週プレのグラビア)、今初めて見ました。心さんもですけど、みんな知っているスタッフで全部信頼しているので、撮ってから何も見てないんですよ。写真集でも、どのカットが使われているか知らないんです。でも、もうちょっとお腹絞りたかったなー(笑)。

―撮影前にトレーニングだったりはしなかった?

山本 あっ、いえ…水着は直前まで悩んでいてTシャツを着るという話もあったんですよ。だから何もしてなくて…。今までビキニなんて、それだけで着たことないし、全体的にスタイルに自信ないし、特にお尻は大きくてあんまり好きじゃないんです。でも、撮影はすごい楽しかったからいいかって(笑)。

―では、最後に写真集への思いや今後の目標をお願いします。

山本 写真集は私だけでなく、スタッフみんなの思いが詰まった1冊になっているので見ていただきたいです! 写真集もそのひとつですけど、大人になっていって、これからのお芝居でもまた違った新しい私を見せていけたらいいなと思います。

―今日はありがとうございました!

●山本舞香のグラビアは発売中の『週刊プレイボーイ』12号に掲載!

(取材・文/鯨井隆正 撮影/鈴木心)

山本舞香(YAMAMOTO MAIKA)1997年10月13日生まれ 鳥取県出身 身長155cm ○『王様のブランチ』(TBS系、毎週土曜9:30~)レギュラー出演中。ドラマ『漫画みたいにいかない。』(日本テレビ系、毎週水曜24:59~)出演中。ヒロインを務める『紺田照の合法レシピ』(Amazonプライム・ビデオ)が配信中。出演映画『恋は雨上がりのように』が5月25日(金)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が8月31日(金)公開予定。1st写真集『サニー/ムーン』(講談社)は3月12日発売予定。記念イベントを3月17日(土)16:45~、東京・SHIBUYA TSUTAYAにて開催予定。詳細は公式LINE BLOG【https://lineblog.me/yamamotomaika】、公式Instagram【@yamamotomaika_official】にて