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20代、30代に急増する『スマホ認知症』の恐怖ーーそのメカニズムを解説! 

[2018年03月13日]

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一日中スマホを手放さない人は、スマホ認知症の予備軍かも!? *写真はイメージです

最近、物忘れ外来を訪れる若者が増えているという。仕事に支障を来すほど脳機能が低下しているというのだ。

しかし、その原因の多くはスマホの使いすぎにあった…。「スマホ認知症」。そのメカニズムと治療法に迫る!

* * *

「よく知っている人の名前が出てこなかった」「用があってコンビニに行ったのに何を買いに来たか忘れた」「クライアントと話しているときに昨日聞いた言葉が出てこなかった」……など、「最近、物忘れが激しいな」と思ったら、それはスマホ認知症かもしれない。

認知症を専門とする「おくむらメモリークリック」院長で『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』(青春出版社)の著書がある脳神経外科医の奥村歩氏が語る。

「うちの医院にやって来る患者さんの約3割が20代から40代です。物忘れが激しく、仕事に支障が出るため、自分は認知症なのではないかと心配になってやって来る。しかし、よくよく聞いてみると、皆さんスマホやタブレットなどのへビーユーザーで、食事中もトイレの中でもベッドでもスマホを肌身離さず持っている。つまり、日々入手している情報量のあまりの多さに脳が疲れ切って、処理能力が低下したために物忘れやつまらないミスが増えているスマホ認知症だったのです」

仕事でパソコンを使っている上に休憩時間にはメールのチェックやニュースサイトの閲覧、SNSで友達とやりとりをしたり、ベッドの中で寝るまで動画サイトを見ているなど、一日中スマホを手放さない人は多いのではないだろうか。そういう人はスマホ認知症予備軍だ。

早稲田大学研究戦略センター教授で脳科学者の枝川義邦氏が、スマホ認知症のメカニズムについて解説する。

「脳に入ってきた情報の多くはいったんワーキングメモリー(作業記憶)という脳の作業台のような場所に置かれます。そして『その情報にどういう意味があるのか』『保存したほうがいいのか』『アウトプットしたほうがいいのか』などの処理を行なう。

しかし、この作業台のスペースは限られているので、情報がどんどん入ってくると作業台に載りきらなくなったり、無理やり載せることになる。すると、物覚えが悪くなることやミスにつながる。これがスマホ認知症の状態です」


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