安倍首相に行動力を見せてほしいという瑠奈ちゃん

神保町☆女子大生Cafe」第84回。現役女子大生たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!

安倍内閣の支持率低下が止まりません。森友学園が小学校用地と国有地を購入する際に、財務省が関連文書を改ざんしていた問題が大きな原因だとされています。

一連の“森友問題”には、昭恵夫人が深く関わっており、内助の功の立場であるはずの彼女が安倍首相の足を引っ張ってしまうかたちに。

そこで、今回のテーマは「支持率低下が止まらない安倍首相。昭恵夫人の言動が原因だと思う?」。悪いのは昭恵夫人だけ? それとも…。

「昭恵夫人のせい、と一概には言えないと思います。単純にメディアが騒ぎすぎて、真実が見えなくなっているだけ。結局、当事者しか真実はわからないから、メディアがあることないこと並べれば支持率を下げることだって可能ですよね。昭恵夫人の件うんぬんよりも、実績で国に自分の力を表明できれば国民も納得できるはず。安倍首相には、憲法9条でもなんでもいいから周りを黙らせる行動力を見せてほしいです」(瑠奈ちゃん・国際医療福祉大学4年・22歳)

「安倍首相の支持率は、昭恵夫人の件もあり低下していると思います。首相自身のことだけでなく、周囲にいる人たちの行動でも支持率が変わってくるんだなと知りました。でも、それだけが原因なのではなく、北朝鮮の問題や憲法改正などいろいろなことが積み重なった上で今回のことが大きな低下につながったと思います」(加奈子ちゃん・東洋大学3年・21歳)

「昭恵夫人の言動は支持率が低下した原因のひとつだと思います。今回の問題では関係者が国会でも説明をあやふやにしたり、ごまかしたりしているようにも見えました。国会招致したとしても、何が事実で何が事実ではないのかはハッキリわからなそう。昭恵夫人のせいで安倍首相だけでなく国会全体への不信感が増してきていると思います」(柚月ちゃん・青山学院大学2年・20歳)

「安倍内閣では、今までの多くのスキャンダルで世間を騒がせてきたことが大きな支持率低下の原因だと思います。さらに、そこに直接の関係が深い昭恵夫人の問題が起きてしまったので、支持率が低下するのも仕方がないなと。安倍政権は何かあるたびに隠そうとしたり、ごまかしているイメージが強いです」(未来ちゃん・國學院大學1年・19歳)

「支持率が低下したのは、昭恵夫人の言動が原因ではないと思います。もちろん、ひとつの要因ではあるけれど、それよりも今までの政治家たちのスキャンダルや問題が積み重なって今の支持率を作り上げていると思います。問題が多すぎて国民が支持できなくなるのは当たり前」(綾音ちゃん・大妻女子大学3年・22歳)

く政治家たち全体で支持率を下げている?

「今までの政治家たちの報道すべてが支持率を下げてそうだなと思いました。政治家のイメージは元々あまり良くないのに、さらに毎日の報道により信頼はなくなっているではないでしょうか。昭恵夫人の言動はそのひとつにすぎないし、。私たちのように今の若い人たちが政治に興味を持てないのはそんな問題ばかり起きているからだと思います」(萌乃ちゃん・明治大学2年・20歳)

「元々の支持率が高くなかったと思うし、昭恵夫人の言動だけが原因ではなさそう。特になんの問題もない時から支持率が低いということは、国民は政治家たちをあまり信用していないんだと思います。そこに多くのスキャンダルや報道があったから余計に支持率を下げているのではないでしょうか」(桃華ちゃん・法政大学3年・21歳)

「私は支持率が下がったのは昭恵夫人の言動が原因だと思います。今までも決して高かったわけではないけれど、安倍首相と直接関係のある昭恵夫人の言動が問題になったのは大きかったと思います。身内だから、かばっているんじゃないかな」(梨菜ちゃん・フェリス女学院大学2年・20歳)

「安倍首相の支持率の低下は、今に始まったことではないと思います。最近大きく問題に取り上げられているのが昭恵夫人だっただけで、それが決定的な原因とは言えない。でも政治家たちの問題の多さや国民からの不信感はずっとあるので、これから支持率が上がることもないのでは」(夏帆ちゃん・明治大学3年・21歳)

「昭恵夫人の言動はそこまで関係ないと思います。支持率低下が止まらないのはその問題が起きる前からのことだし、安倍首相や昭恵夫人だけでなく政治家たち全体で支持率を下げているんじゃないかな。政治家たちだけで古い考えで政治を行なっているというイメージが強いです」(歩果ちゃん・専修大学2年・20歳)

やはり昭恵夫人に苦言を呈する声も多く挙がったものの、彼女たちからは政治や官僚そのものに対する不信が根強いようです。メディアの報道姿勢含め、森友学園など一連の疑惑に関して、真相を解明することが急務なのは確かなよう。安倍政権は桜のようにハラハラと散ってしまうのでしょうか、今後の対応に注目です。

(取材協力/株式会社KIRINZ)