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「モバイルバッテリー」発火トラブル急増の裏側ーー“国産だから安全”なわけじゃない? 

[2018年04月15日]

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■PSEマーク適用は来年2月から

では万一、発煙や出火したときは、どう対処すればいいのだろうか?

「リチウムイオン電池は過熱により発煙、発火が促進されるので、冷やすことが第一です。モバイルバッテリー程度の大きさであれば、手近にある水やジュースなどの液体をかけるなどして冷やしてください。ただし、部品が飛散する恐れがあるので、十分注意してください」(酒井氏)

ところで、モバイルバッテリーの製品ごとに発煙や発火リスクの大小があるのかも気になるところ。「ノーブランドは危ない」「日本製は安全」という風説も耳にするが?

「ブランド品だから大丈夫だ、ノーブランドだから危険だ、国産だから安全といった傾向は全くありません。それよりも乱暴に扱わないなど、日頃の使い方が発煙や発火のリスクを左右することになるとご理解ください。ただ、製造工程に不備があるモバイルバッテリーについては、当機構のウェブサイトに掲載していますので、ご覧いただければと思います。

また、中古のモバイルバッテリーについては、直ちに危険とは言い切れません。ただ、前のユーザーがどのような使い方をしていたかわからないこと、また、少なくとも新品よりは性能が劣化していることもあり、一般論としては新品の購入をオススメしたいと思います」(酒井氏)

一方、モバイルバッテリーの事故多発を受け、経済産業省も動きだした。これまでリチウムイオン電池そのものにはPSEマーク(電気用品安全法適合を示すマーク)表示等の規制が行なわれていたが、その電池を組み込むモバイルバッテリーは規制の対象外という解釈になっていた。

しかし今年2月、これを見直し、規制の対象に組み込むこととなった。今後は、PSEマーク付きのモバイルバッテリーを選ぶことで、一定の安心が得られることになるだろう。

ただこの改正も、適用は1年後の平成31年2月1日から。つまり、この先10ヵ月以上は現在市場に流通している「PSEマークなし」の製品がそのまま販売されることになる。もちろん、たとえPSEマーク付きの製品でも、取り扱いが乱暴であれば発煙や発火のリスクは高くなる。

モバイルバッテリーの利用は、その便利な部分だけに目を向けるのではなく、「電気エネルギーを蓄えた精密機器」だということを利用者が理解した上で取り扱おう!

(取材・文/植村祐介)


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