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宮澤ミシェルが西野朗新監督に期待する「ジャパンウェイ」スタイルの構築

[2018年04月16日]

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ただ、1トップにするのか、2トップにするのか、西野監督は相手を分析して対策を取るからまだ確定はしていないのではないか。その攻撃的な部分よりも、まずは守備陣を立て直すべきだろう。ハリルホジッチ前監督は前線からのプレッシングにはこだわったけど、DFラインの作りは甘い部分があった。

守備では、センターバックのひとりは吉田麻也で確定だけど、もう1枚をどうするのか。昌子源、植田直通、森重真人、槙野智章といった選手たちから選ぶのか、それとも他の選手を使うのか注目だ。

サイドバックは左は長友でほぼ決まりだけど、バックアップがいないんだよね。横浜F・マリノスの山中亮輔やサガン鳥栖の吉田豊などフィジカルも強いから面白い存在だけど、槙野をSBで起用する手もある。西野監督がこのポジションをどう考えているか。

それから、宇賀神友弥は一度、左SBで試してもいいのではないかと思っている。クラブでは左サイドでプレーしているのに3月の強化試合では右SBで出場していたから、西野監督にはその辺を汲んでもらいたいところだね。

選考が難しいのは中盤だ。長谷部と山口蛍はほぼ決まりと思うけど、香川真司や大島僚太、遠藤航といった選手が選択肢に入っているのかどうか。中村憲剛という可能性だってあると思うし、これまで招集される機会の少なかった伊東純也や若手の堂安律もいるからね。

攻撃的なポジションに誰を選ぶにしても、やはり日本の特長を生かしたサッカーを構築しないことには難しい。ハリルホジッチ前監督が日本に植え付けようとした「縦に速いスタイル」も「個の力」ももちろん大切だが、それだけに頼ってしまうようだと日本は苦しいと、私は考えている。

日本人の持ち味である俊敏さと技術力の高さがベースにあって、そこに中島翔哉や乾貴士、原口元気や宇佐美貴史といったドリブラーでアクセントをつけていく。相手にボールを持たれたら、グループで相手を追い詰めてボールを奪う。西野監督にはそういう組織力を高めてもらい、W杯本大会に期待を持って応援できる日本代表チームを作ってもらいたい。

■宮澤ミシェル
1963年 7月14日生まれ 千葉県出身 身長177cm フランス人の父を持つハーフ。86年にフジタ工業サッカー部に加入し、1992年に移籍したジェフ市原で4年間プレー。93年に日本国籍を取得し、翌年には日本代表に選出。現役引退後は、サッカー解説を始め、情報番組やラジオ番組などで幅広く活躍。出演番組はWOWOW『リーガ・エスパニョーラ』『リーガダイジェスト!』NHK『Jリーグ中継』『Jリーグタイム』など。


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