今回は、元レースクイーンで現在はモデルやキャスターとして活動中の佐野真彩ママが登場!

昨年、新宿・歌舞伎町にオープンした『週プレ酒場』。その中にある完全予約制の『週プレ酒BAR』では日々、豪華女性タレントたちが“日替わりママ”を務めている。

そんな彼女たちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えすべくスタートした、週プレNEWSのシリーズ連載。

第29回は、元レースクイーンで、現在はモデルやキャスターとして主に活動中の佐野真彩(まや)さん! 彼女とお話しすべく、酒は一滴も飲めない草食系ライター・Aが今回もバーに向かった…。

* * *

―日替わりママ、お疲れ様でした!

佐野 ありがとうございます。私、元々、レースクイーンをやっていて、ファンの方々と会うお仕事って結構多かったんですけど、辞めてからは減っていて。今回、直接お話しできてよかったです!

―久々の交流を楽しんでいただけたと! ファンの方とはどんな話を?

佐野 初めてお話しする方が多かったので、「どこで私を知ってくれました?」みたいなことを質問してました。2016年から2年間、格闘技の「RIZINガール」をさせていただいてたんですけど、そこで知ってくれた人が多かったんです。「実際に喋ってみてどうですか?」「私、怖くないですか?」って、どんどん質問していって…。

―「怖くないですか」って、怖くないですよ!(笑)

佐野 でも普段、よく言われるんですよ。身長171cmなんですけど、背が高いからなのか…。ファンの方々はみんな優しいから「そんなことないよ」って言ってくれてよかったです(笑)。

―レースクイーン体型、ステキだと思います! ところで、お酒は飲まれました?

佐野 今日は日本酒を升2杯です! いつもはハイボールなんですけど、本当は日本酒が一番好きで。今日はお客さんにこの話をしたら「気にせず飲みなよ」って言ってもらえたので、解禁しちゃいました(笑)。

―お客のススメに乗ってくれる、いいママですね! そして「日本酒が好き」ということは、結構強そうですね?

佐野 私、お父さんが高知出身で。高知の人って日本酒をむっちゃ飲むらしいんですけど、その血が流れてるから強いかもしれないです。で、飲んでるとどんどん喋るようになって…楽しくなっちゃって、周りを帰さなくなるタイプです(笑)。友達と夕方に飲み始めても家に帰ったらひとりで寂しいから(笑)、絶対に深夜まで帰さない!

―寂しがりの長酒タイプ!(笑) 普段、どんなお店で飲むんですか? こういうバーとか?

佐野 バーみたいなところはちょっと気取る感じがあるじゃないですか。気楽な感じのほうが好きなので、赤ちょうちん系とかチェーン系の居酒屋が好きです。新宿だったら“思い出横丁”とか、家の近所の「笑笑」とか…。意外といいんですよ? 「ウコンをおまけしてくれる」みたいに、常連になるとたまにサービスしてくれることもあるし…(笑)。

―意外にも庶民派!(笑) ちなみに、毎回お聞きしてるんですけど…今までにお酒で失敗したことは?

佐野 あんまりないんですよね…。でも私、赤ワインがダメなんですけど、22、23歳くらいの頃に友達同士の飲み会で赤ワインをめっちゃ飲んで潰れたことはあります。友達に介抱されて、当時の私は「めっちゃ失敗した…」「本当にみじめだな…」って(笑)。

―「みじめ」って! お酒を飲む人なら、介抱される経験くらい一度はあるのでは…。

佐野 友達同士でも借りを作りたくないというか、弱みを見せたくないんですよね(笑)。だから当時はめっちゃ後悔したんです。でも、最近はだいぶフランクになったというか、そういう部分もさらけ出して酔えるようになりました。もちろん、介抱されるまで飲むことはほとんどな

―心の余裕が生まれたんですかね(笑)。この連載では毎回、ママの皆さんに「酒の場での男の振る舞い方」や「理想の男性像」についてもお聞きしてるんですけど、佐野さんは「酒好きな男」と「酒が飲めない男」だったら…飲めるほうが好きそうですね?

佐野 そうですね…飲む人のほうがいいかもしれない。飲まない人って、飲んでる女の人に引いちゃうってよく聞くから…(笑)。

”岩系”肉食男子(?)がお好き?

―いやいや! 下戸からすると「お酒を飲む=テンションがはね上がる」だと思ってるので、引いたりしないですよ!(必死)

佐野 うーん。「めっちゃ酔ってる。『ヒャッハー!』ってなってる」「はしたない」って思われると思ったら、こっちも飲めなくなっちゃうので…。でも、引かれなければ飲まない人もアリだなってホッとできます(笑)。

―普段「ヒャッハー!」となるまで飲んでるんですか??(笑) まぁ、「酔った姿に引かない人がいい」ということですね。ちなみに、好きな男性のタイプは?

佐野 タイプは…私、いわゆるイケメンが得意じゃないみたいで。友達にはよく「“岩系男子”が好きだよね」って言われます(笑)。

―“岩系”って、また「ポケモン」みたいな表現をされてますね…(笑)。

佐野 変な言い方かもしれないけど(笑)、私はそれが一番カッコいいと思ってるんですよ。野球のマーくん(田中将大)とか上地雄輔さんみたいに、骨が出ててゴツゴツしてる人。男らしくてカッコよくないですか?

―なるほど。上地雄輔さんも元高校球児ですし、スポーツマン系が好きなんですね。我々のような文化系は…(肩を落とす)。

佐野 もちろん男の筋肉も好きなんですけど、でもあまりにもストイックな人と付き合うかってなると、どうかな…って思っちゃいます。今、『サマー・スタイル・アワード』っていう筋肉美を競う大会の司会をやってるんですけど、出場者の方の中には「サツマイモの皮しか食べない時期」がある人もいるみたいで。

―皮だけ? えーと、現代日本の話ですよね…。

佐野 サツマイモは皮に栄養があって、中身を食べるとカロリー摂っちゃうかららしいです。そのストイックさはカッコいいなと思うんですけど、付き合うかというと…だったらちょっとお腹が出てるくらいの人がいいなって思います(笑)。

―付き合ったら一緒に食事を摂るわけですからね。気楽に過ごせる相手がいい、と。では、「肉食」と「草食」だったら?

佐野 私、自分からいけない人間なので、向こうからグイグイ来てくれる肉食の人がいいなと思ってるんです。でも、今まで実際に口説かれたことがほぼほぼなくて。レースクイーン時代はすっごくガードを固くして「男の人とは絶対に飲みに行かない」って決めてたのもあるんですけど。だから「こう口説かれました」みたいな、面白い話がないんですよね…(笑)。

―いやいや、お気遣いありがとうございます(笑)。でも意外な話!

佐野 だからこそ、今も男の人にはグイグイ来てもらいたいです。そうアタックしていただいた時に自分がどう思うのか、ある意味、“未知の領域”というか。「ちょっと1回はガッツリ口説いてみてください」みたいな、そういう気持ちです!(笑)

―男(※肉食に限る)を期待させるひと言、ありがとうございます!(泣) まとめると、「佐野さんが酔っても引かない“岩系の肉食男子”」ということですね。では最後に、読者にひと言お願いします!

佐野 今日は楽しかったです! 『週プレ酒BAR』は一緒に飲める唯一の場所だから、また定期的にお邪魔させていただければと! 今、私自身も身体を鍛えてるので、週プレさんでぜひグラビアさせていただきたいです! くびれと腹筋、ぜひ見ていただきたいなって思います~。

(取材・文/アオキユウ[short cut] 撮影/武田敏将)

佐野真彩さの・まや)1985年2月13日生まれ、香川県出身。身長171cm B86 W58 H85 ◯今年、ボクシング中継『ダイヤモンドグローブ』(フジテレビ系)でリングガールに就任。最新情報は公式Twitterをチェック!【@sano_maya】