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森友問題だけじゃない…政権にとって「不都合なブツ」は財務省からまだ出てくる!

[2018年04月21日]

「今後も安倍政権を悩ます『不都合なブツ』が出てくる可能性は高い」と予測する古賀茂明氏

相次ぐ不祥事で失点を重ねている財務省。

『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、今後も政権にとって不利な情報が、財務省から出てくると予測する。

* * *

財務省バッシングが止まらない。森友学園への国有地払い下げに関する公文書改竄(かいざん)に続き、財務省が森友側に「(ゴミ撤去のために)トラック何千台も走った気がするといった言い方をしてはどうか」と、口裏合わせを求めていたことが発覚した。

財務省は鉄の結束を誇る“役所の中の役所”だ。官僚の自省への忠誠心も、他省庁と比べてずばぬけて高い。組織に尽くした者は昇進はもちろん、退官後の天下りも含めて手厚い処遇を受ける。それが同省の団結と忠誠心を支えている。

森友問題で時の人となった佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官、そして彼と同期の福田淳一次官もいかにも財務官僚という人物だった。

私は経産省時代に会計課の筆頭課長補佐として財務省と予算折衝を担当していて、何回かこのふたりと酒席を共にしたことがある。当時の経産省の幹部候補生たちは年に7、8回、財務省主計局のエリート主査たちと宴会をやっていた。もちろん、費用は経産省側持ちの接待だ。

入省年次で2、3年次にわたって集まるのだが、80年入省の私が幹事をする会でも、82年の佐川、福田両氏と時々顔を合わせたものだ。

佐川氏は出しゃばらず、地味な感じだったが、一方の福田氏は上から目線で先輩の前でも大声で話し、飲み会好きという感じだった。どうも、それは次官に出世しても変わらず、今でも毎晩派手に飲み歩いていると聞く。

このように、良くも悪くも日本の中枢を支える官僚らしい官僚が集まっているのが財務省だ。そんな役所が次々と失点を重ねているように見えるが、同時に、明るみに出た情報は安倍政権に不利なモノばかりだ。

この状況を「財務省が安倍政権に仕掛けたバトルだ」とする見方がある。消費増税を2回も延期した安倍首相に対して、19年10月に予定される増税を延期しないように牽制(けんせい)しているのではないかというのだ。

ただ、私は、これは官僚が反乱を起こしているというよりも、官僚の政権への忠誠心が微妙に変化したと受け止めるべきだと考えている。


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