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語っていいとも! 第56回ゲスト・尾上右近「わからないもんね、女性の考えてることさっぱり(笑)」

[2018年04月22日]

今年1月には「清元栄寿太夫」も襲名、歌舞伎界の二刀流でますます注目される尾上右近さん

あの国民的バラエティ番組のスピリットを引き継ぎ“友達の輪”を!とスタートした『語っていいとも!』

前回、彫金職人・デザイナーの青山正隆さんからご紹介いただいた第56回のゲストは歌舞伎役者の尾上右近さん。

清元宗家の次男として誕生しながら、2000年4月に歌舞伎役者として初舞台。七代目尾上菊五郎に師事し修行した後、05年1月には二代目尾上右近を襲名。若手実力派として人気を誇る中、今年1月には「清元栄寿太夫」も襲名し話題に。

最近では出演した『ワンピース歌舞伎』で座長の市川猿之助が大怪我で降板すると代役で主演のルフィを見事、勤め上げたことでも評価を高めている。前回はその舞台裏や家業を継ぐことの覚悟、一方でプライベートでの幸せを感じる瞬間まで明かしてもらったがーー。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)

―では、そのルフィ役を自分がやるしかないとなって、実際やり終えた時…達成感なのか脱力感なのか、何か見えたものはありました?

右近 本当に無でした。無ですね。

―真っさらになった!?

右近 あっ、終わったーって。やってる最中はいろいろ感じてたのかもしれないけど、常にその日その日だったんですよ。それこそ風邪ひく日もあったし、いろんな瞬間がありましたけど、それでも毎日やっぱりフラットにやるってことを目標にしていて。

もちろん、みんな疲れていたし、僕を支えるっていう意味では、周りも通常以上に力を果たしている部分もあったから。それに応えなくちゃってだけで…。

―それこそ俗な話をすれば、チケットの動向とか、お客さんの評判で比べられてどうなのかとか、ネガティブなことを考える要素もあったのではと…。

右近 それはやっぱり代役とはいえ、ただやることやって代わりを勤めてればいいってわけでもないし。個人の力がすごく試される部分もあるので、チケットの売れ行きとかはすごい気になりましたね。猿之助兄さんが作ったお芝居で、すごく責任も感じたし。

だから払い戻しを極力少なくしたいっていう気持ちはあって、それは自主公演もやってたからだと思うんですけど、その多いか少ないかが唯一、僕の頑張りの測りになる部分でもあったんで。

またそれが不思議なもので、毎日やっている中で徐々にペースを掴んでくると、それなりに余裕が出て、余裕が出てくるとそういうことを考えたりするんです。

―結果、それでいうと影響がなかったというのもすごかったですし、自信にもなったのではと。

右近 まぁちょっとは(笑)。いや、嬉しいなと思いました。よかったって。やっぱり、あんまり払い戻しが激しいと猿之助兄さんにも顔向けできなくなっちゃうから(笑)。

―そこで繋いだことで、ロングラン公演でまた大阪にもね。

右近 でも、だから先のこと考えてもわからないし、ましてや猿之助のお兄さんの代わりを僕が務める日が来るなんて、全く想像もしないことじゃないですか。その瞬間、それ自体がお芝居を観ているみたいだったんですよ。こういう劇的なお芝居あるなっていう(笑)。

絶対的に信頼している兄のような…客席からも関係者からも厚い、揺るぎない信頼をえている役者が想像もつかないアクシデントに巻き込まれて、慕っている弟みたいな存在が代わりを務めることになって、さあ、どうなる!?みたいな。これどっかで観たことあるなっていう風にちょっと思ってましたね。

―それも面白いというか、本人にしかわからない感覚ですね。俯瞰(ふかん)して第三者的立ち位置で眺めてるような…。

右近 なんか、激しく頭をぶつけたり、衝突に巻き込まれた時って、痛みの大きさがわからなくてびっくりするじゃないですか? 「痛っ!」と思って見たら血だらけだったり…そういう感覚でしたよね、あまりにも大きなアクシデントでしたから。事の次第の大きさがわからないだけで、あまりにショックが大きすぎるとそうなるって言いますからね、人は。

―公演を終わって、それこそ無にもなると(笑)。ちょっとした記憶障害で覚えてないくらいの。

右近 ほんと、衝撃的にはね。


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