映画『ラブ×ドック』主演の吉田羊さん(右)と、その友人&恋のライバルを演じる大久保佳代子さん

『週刊プレイボーイ』で『鈴木おさむの父勉講習会』を連載する放送作家の鈴木おさむさんが映画監督に初挑戦!

それが映画『ラブ×ドック』だ。こちらは恋愛で大連敗中のアラフォー女性の生きざまを、鈴木おさむさんらしくコミカルに描いた作品となっている。

そんな注目作で主演を務めるのが吉田羊(よう)さん。そして吉田さんの友人&恋のライバルとなるのが大久保佳代子さんって、一体どーいうことなの? 早速、本人たちに直撃です!

* * *

―大久保さん、吉田さんの恋敵って正気ですか!

大久保 もちろん正気です。主演は羊さんですけどね。私、映画の中では結婚、離婚、出産、略奪愛すべてやってますから実質、私の映画だと思っています(笑)。

―実話だったら、文春砲直撃レベルじゃないですか! で、吉田さんは?

吉田 本当に大久保さんのアトラクションみたいな映画です(笑)。私としては大久保さんと自然なお芝居ができたのがうれしかったですね。役柄じゃなく、リアルな私と大久保さんが会話しているようなお芝居でした。それを出せる大久保さんは本当にスゴいなって思いましたね。

―大久保さん、ベタ褒めじゃないですか! 実はこの映画、私生活で恋愛とか何も経験してないであろう(!?)大久保さんに、監督の鈴木おさむさんが「いろいろ経験させてあげます!」というご褒美だったのでは?

大久保 そんなに上から目線だったら、「おい鈴木、なめんなよ!」ってキレますよ(笑)。

―そんな鈴木おさむさんから、おふたりに質問が届いているのですが! 「女同士の友情は成立すると思いますか?」とのことです。

大久保 若いときはね、女友達に対して「こいつ絶対に許さない!」「大っ嫌い!」というのはありましたよ。

吉田 私はじっくり友達をつくるタイプなので、女の友情はあると思いますね。

大久保 でもね、男が入ってくると、それが変わるんですよ。

吉田 若いときと比べ、年齢を重ねると「弱っているときに、そばにいてくれるだけでうれしい」というのがありますって。

大久保 確かに。ここ数年は疲れが取れない、イライラして将来に不安を感じるってのがあるんだよねー。

吉田 リアル~(笑)。

大久保 そんなときはね、「女友達でいてくれてありがとー!」ってなりますね。女友達に対して細かい愚痴はいっぱいあるけど、もう年取ったら「仲良しでいいじゃん」って感じですよ(笑)。

吉田大久保 鈴木おさむさん、年を取ったら女同士の友情はアリです!

★このインタビューの続き、対談全文は『週刊プレイボーイ』21号(5月7日発売)にてお読みいただけます!

(取材・文/直井裕太 撮影/関純一 ヘア&メイク/paku☆chan[ThreePEACE] スタイリング/梅山弘子[KiKi inc.])

●吉田羊(よしだ・よう)ドラマから映画、さらにCMまで多数の出演作がある彼女だが、しかし!!実は映画の単独主演は本作が初めてだという。本作では等身大のアラフォー女性の恋愛模様を熱演中!

●大久保佳代子(おおくぼ・かよこ)お笑いコンビ「オアシズ」でデビュー。OLと芸人の二刀流の時期もあったが、2013年には「もっともブレイクしたタレント」に選出。本音の言える40代女子、日本代表

■『ラブ×ドック』5月11日(金)ロードショーお仕事は順調な一方、恋愛関係では残念すぎるアラフォー女子の剛田飛鳥(吉田羊)。思い悩む彼女が訪れたのは、冬木玲子(広末涼子)が運営する怪しい恋愛クリニック「ラブドック」。心機一転、本命男子と恋を育むが、恋のライバルは親友の細谷千種(大久保佳代子)だった!?公式サイト lovedoc.asmik-ace.co.jp