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選手会長に就任した石川 遼――激務の影響が心配…だが、ツアーの顔として次世代への貢献を

[2018年05月11日]

国内ツアー開幕戦で2位と好スタートを切った石川。選手会長としても精力的にファンサービスを行ない、来場者が増加しているだけに、優勝してさらに注目度を上げたいところだ。 ※写真はイメージです。

昨年まで5年間戦った米ツアーから一時撤退し、今季の主戦場に日本ツアーを選んだ石川 遼。男子ゴルフの人気低迷打開のキーマンは、今季から史上最年少(26歳)で選手会長に就任し、コースの内外でツアーの顔となった。

石川は、国内開幕戦となる東建ホームメイトカップの前の週に開催された、ふたつの地区オープンで連勝を飾った。周囲の期待を集めて臨んだ開幕戦も、初日を63というビッグスコアで首位スタート。最終的には優勝を逃すも2位に入り、今季中のツアー優勝を予感させる戦いぶりを披露した。

好調の理由については、去年の秋から取り組んでいるスイング改造がうまくいっているため、という声が多く聞かれる。これまでの石川は、「米ツアーで戦うために、ドライバーで300ヤード飛ばすことが必須」と考えていた。そのため、ダウンスイングでクラブを“立てて”下ろし、インパクトの際に振り子の原理でヘッドを開放することで飛距離を出す方法を模索してきた。

しかし、体を目いっぱい使って飛ばそうとするあまりに上体と手元が浮き上がり、ミスショットを生むことも多かった。石川はその対策として、クラブを地面と垂直方向に立てて下ろすスングから、クラブを地面と水平に“寝かせて”下ろすスイングに修正。この試みは、うまくいっているという見方が大半だが、日によってスコアを大きく崩すこともあるため“道半ば”といったところだろう。

将来的には米ツアー再挑戦を目指しているが、選手会長となった石川が今季の日本男子ツアーを引っ張っていくことは間違いない。実は、石川は当初、「自分が選手会長になっても、話題性だけで何かがよくなるとは思えない」という理由で会長の打診を固辞していた。しかし、自分たちの世代が次の世代に何かを残すという意味で貢献できたらという気持ちから、一転して応諾(おうだく)したのだという。

いざ会長に就任すると、石川は今年初めて開催された選手会総会で、「ピンフラッグの販売」や「ギャラリープラザでの選手インタビュー」といった新たなファンサービスを提案。ラウンド後のサイン会も先頭に立って行なうなど、話題性を超えた働きぶりを見せている。


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