旭化成キャンペーンモデルの第４３代目という大役を掴み、大注目の北向珠夕初めてのオーディションにも関わらず、アグネス・ラム、松島菜々子、片瀬那奈などを輩出した旭化成キャンペーンモデルの第４３代目という大役を掴み、大注目なのが北向珠夕（きたむき・みゆう）だ。
彼女は青森県出身の１８歳。学生の頃はバレーボールに打ち込み、中学時代は都道府県対抗の全国大会に青森女子代表チームの一員として選ばれ、活躍したスポーツ美女。怪我で選手としての道を断念し、今年、芸能界デビューを果たした。
『週刊プレイボーイ』２１号では、その初グラビアを掲載。身長１７０ｃｍ、Ｂ８６、Ｗ６２、Ｈ８５という見事なプロポーションのボディを溌剌（はつらつ）と披露している。
そこで、記念すべき初グラビアの思い出から仕事、プライベートまでを聞いた。
―水着グラビアは初めてですよね。緊張しました？
北向 最初はすごくしました。撮影に慣れてないし、キレイな写真になるのか不安で前日も眠れなかったです。でも現場ではスタッフの皆さんが優しく声をかけてくださって、楽しく撮影させていただきました。こうして誌面を見ると素敵に写っているし、すごく嬉しいです。
―現場で印象に残っていることは？
北向 ビーチでバレーボールをやりながら撮影したことですね。学生の頃、バレーボールをやっていたので、ボールを手にした瞬間、嬉しくなって。思わず撮影を忘れそうでした（笑）。
―確かに楽しそうな表情をしています。特に好きなカットは？
北向 部屋の中でくつろぎながら撮影したカットです。ソファーに寝転んだりしながら、リラックスした表情を浮かべているんですけど、笑顔以外の自分を写真で見ることってなくて。新鮮ですね。
―それにしてもスタイル抜群。実に健康的なボディラインです！
北向 いえいえ、私、割と寸胴なんです。なので撮影までに腹筋をしたり、ひねる運動したり、あとコルセットみたいなのを巻いたり、なんとかくびれが出るよう努力しました。少しは出たかな（笑）。もっとキレイな体のラインを作っていきたいです。
―それは期待です。中学時代は都道府県対抗の全国大会で地元・青森の代表チームに選ばれ、高校も春高バレー常連の強豪校にいたとか。それがどうして芸能の世界へ？
北向 大きな怪我をしてしまい、続けることが心身ともにできなくなってしまって。学校も転校しました。そんな時期に父と東京に行ったら、今の事務所にスカウトしていただいたんです。私、中学２年の時、モデルに憧れて『セブンティーン』さんのオーディションを受けたら最終選考まで残ることができて。それもあってずっと芸能のお仕事をやりたかったんです。
―それで事務所の演技レッスンに？
北向 はい。毎週、深夜バスで通わせていただきました。でも最初の頃は言われたことがうまくできなくて。帰りのバスの中ではいつも落ち込んでましたね。悔しくて泣いたこともよくあったし。
―現在は２０１８年旭化成キャンペーンモデルとして活躍中。オーディションを受けたのは初めてだったそうで。すごいですね。
北向 自分でも驚きです。オーディションを受けていた周りの方達と比べて、自分はお仕事もしたことが本当になくて。でもそれが逆によかったのかもしれませんね。
トイレの神様が応援してくれたのかも
―面接では特技とか聞かれたでしょ。なんて答えたんですか？
北向 特技ではないですけど、私、学校のトイレ掃除が好きで、誰もいない時によくしていたんです。その話をしたら驚かれました。
―え？ トイレ掃除を？
北向 はい。女子ってトイレにたまるじゃないですか。だから汚れるんです。東京からのバスが早朝に着いて、まだ誰も学校に来てない時とかずっとしてました。キレイになるのが楽しいんですよね。
―学校に着いて時間があるからって、普通、トイレ掃除はしないでしょ。しかも人知れずするなんて。すごく立派ですね！
北向 ありがとうございます。オーディションもトイレの神様が応援してくれたのかもしれないですね（笑）。
―あははは。この春上京したということですが、東京は慣れました？
北向 だいぶ。最初は朝の満員電車で乗ってる人との距離があまりに近いのでびっくりしましたけど。でも東京はどこに行っても人が多いし、見られる意識が自然と高まりますね。生活しているだけで、頑張ろうってモチベーションが上がります。
―やる気満々ですね！ お休みの日はどう過ごしてるんですか？
北向 ジムに行ったり、買い物に行ったり。姉と住んでいるので、一緒に過ごすことが多いです。
―実家が恋しくて、帰ったりは？
北向 いいえ。青森までは時間もお金もかかるんで（笑）。それにバレーボールで１年間、寮生活を送っていたので、親元を離れて暮らしても寂しくはないんですよ。そばに姉もいますし。
―見た目もそうですけど、しっかりしているし、大人っぽいですね。とても１８歳とは思えません。
北向 昔からよく言われます（笑）。高校の時、バスの通学費をいつも親に出してもらうのが悪いんで、アルバイトをしてたんですけど、バイト先が居酒屋っぽい雰囲気の飲食店で。お客さんに「そこ座って、一杯やりなよ」ってよく言われました（笑）。
恋愛のことはあまり考えたことなくて
―そういえば、ネットのインタビューで好きな男性のタイプは「松岡修造さんみたいな熱い人」って答えてましたね。
北向 あははは。それ、いきなり聞かれたんで困っちゃって。たまたま松岡さんの日めくりカレンダーを思いついたんで、そう答えたんです。
―やっぱりスポーツマンが好きなのかな？って。
北向 あ、でも、実際そうですね。スポーツマンって、日頃から体への意識とか高いじゃないですか。低カロリーで高タンパクな食べ物は何かとか。自分がスポーツをやってたのもあるけど、一緒にいて勉強になる人がいいですね。
―じゃあデートはジムとか？
北向 あははは。それ、絶対によさそうです。マシンを使って、このフォームがいいんじゃないのってチェックし合ったりとか。
―いやいや（笑）。では好きになったらどうなるんですか？
北向 そうですね～。自分でもよくわからないです（笑）。今までずっと部活ばかりやってたんで、恋愛のことはあまり考えたことなくて。今は仕事のことで頭がいっぱいなので、ちょっと想像つかないですね。
―うまく逃げましたね（笑）。では今後の目標を。
北向 モデルのお仕事をやりたいですし、女優としてドラマや舞台などにも出たいです。演技レッスンを受けているんですけど、青森にいた時はすごく遠くに感じていた芸能の世界がどんどん自分のそばに近づいてきている実感があって。これからも日々、怠ることなく努力を続けて、上を目指し続けたいですね。
（取材・文／大野智己、撮影／桑島智輝、取材撮影／武田敏将）
■北向珠夕（ＫＩＴＡＭＵＫＩ ＭＩＹＵ）１９９９年１２月１４日生まれ 青森県出身 身長１７０㎝ Ｂ８６ Ｗ６２ Ｈ８５ 特技＝バレーボール、球技 ○旭化成キャンペーンモデルの第４３代目に就任。現在、『ミライ☆モンスター』（フジテレビ系）の次回予告紹介を担当。最新情報はＩｎｓｔａｇｒａｍ【＠kitamuki_miyu】