週プレNEWS TOP 連載コラム 宮澤ミシェル フットボールグルマン 衝撃のデビューだった小野伸二や小倉隆史…「10代にしてモノが違う」と思わせた選手は?

連載コラム

衝撃のデビューだった小野伸二や小倉隆史…「10代にしてモノが違う」と思わせた選手は?

[2018年05月14日]

10代でデビューした選手たちの才能を語る宮澤ミシェル氏

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第46回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、10代でJデビューした選手たち。W杯のメンバー発表で若手10代の招集も取り沙汰される中、過去に10代で華々しくデビューして飛躍していった選手たちの活躍を振り返る。

*****

今シーズン、久保建英ら10代選手がJリーグでプレーして活躍し、W杯メンバー入りが期待される若手も何人かいるけれど、過去を振り返ると「10代にしてこいつはモノが違う」と思わされた選手が何人かいる。

その代表格は小野伸二だ。伸二が浦和に入団した最初の年は、プレシーズンマッチだというのに当時、浦和の本拠地だった駒場サッカー場は超満員。すごかったね。浦和に所属していたチキ・ベギリスタイン(元スペイン代表、現マンチェスター・シティ強化部門責任者)が試合後に「スペインにもなかなかいない10代だ」と絶賛していたよ。

右足のアウトサイドでボールを止めて、そのままアウトサイドでスルーパスを出したり、スライス回転をかけたパスを出したり…。特にロングパスのコントロールは抜群で、右足でも左足でも同じように精度の高いパスが出せる。

走るスピードが特別速いわけじゃないけれど、伸二がプレーするのを見ているだけで楽しかった。当時の彼なら、バルセロナでもプレーできたかもしれないよね。

今でも、オランダリーグのフェイエノールト時代に決めたループシュートを映像で見ることがあるんだけど、うますぎてヤバイ。だけど、高校時代から小野伸二のプレーを見ていた者としては、そのシュートも普通に思える。そのくらいスゴイし、あんなにうまい選手は後にも先にも、もう出てこないんじゃないかと思うほどだ。

小倉隆史のデビューもセンセーショナルだったね。四日市中央工高を卒業して名古屋に入ってきたのが1992年。Jリーグ開幕前年、オグがオランダに留学する前にナビスコカップの千葉対名古屋で対戦した。

当時のジェフのDF陣は私と影山雅永(現U-18日本代表監督)と阪倉裕二(現長野パルセイロ・コーチ)だったんだけど、阪倉は四中工高出身で小倉の6歳上で、日本代表にも選ばれるレベルにあった。

だけど、試合でマッチアップした阪倉が何度も振り回されるし、体を張って相手を潰すプレーが持ち味だった彼を、重心の低い体型のオグが跳ね返していく。

試合中に阪倉は「ヤバイ、ヤバイ」って言い続けていたね。高校の先輩を振り回す小倉のプレーを見ながら、高校選手権であれだけの活躍をしたのはわかる!と納得していたのを覚えているよ。


ジャンプ50周年展VRはこちら!

連載コラム

Column

連載コラムを見る

Back Number

  • Jun 11th 2O18 no.24
  • Jun 4th 2O18 no.23
  • May 28th 2O18 no.22
  • May 21st 2O18 no.21

 

Gravure Gallery

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】大原優乃、今年もグラビア界を席巻中!!

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 浅田真央『また、この場所で』
  • 『週プレ グラビアスペシャル増刊GW2018』
  • 大原優乃『ゆうのだけ』
  • 小宮有紗『Majestic』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』

 

メルマガ会員&アンケート 2018年No.23

メルマガ会員&アンケート グラビアスペシャル増刊GW2018