ロボットモード時は全高3.7m。重さは1695kg。理論値だが、車輪走行なら時速30キロほどのスピードを出せる。ただ、二足歩行は時速100メートル程度になるとのこと

「ガンダム」や「トランスフォーマー」はもはや“絵空事”じゃない!

5月5日ツインリンクもてぎ(栃木県)で初めて一般公開された「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)は、ふたりまで搭乗できて、さらには人型(ロボットモード)←→車(ビークルモード)にトランスフォームする次世代ロボットだ。

もちろん、動くぞ! 車ならホイール走行、人型ならホイール走行+二足歩行で移動する。搭乗者が操縦するだけでなく、無線での遠隔操作も可能だ。

ロボット製作チーム「水道橋重工」が開発した「クラタス」など、これまで人が乗れる二足歩行のロボットは存在したが、変形するのは間違いなく世界初!

ジェイダイト・ライドの開発プロジェクトを指揮した“ロボット建造師”の石田賢司氏はこう宣言する。

「今度は合体したり、飛行したりするロボットに乗りたい。誰も造らなければ、また私がやろうかなと思います」

期待していますッ!

ふたりのプロジェクトリーダーに“ロボットのワクワクな未来”を聞いたインタビューは 、『週刊プレイボーイ』22号(5月14日発売)にてお読みいだけます!

ビークルモードは最高時速60キロ(理論値)。人が搭乗できるのは、基本的にこのモードのとき。変形に約1分ほどかかる

(撮影/下城英悟)