神激のメンバーとして活躍する生牡蠣いもこ

『週刊ヤングジャンプ』のグラビア企画「サキドルエース SURVIVAL SEASON8」で見事、グランプリを獲得。ミクスチャー系ロックアイドル「神使轟く、激情の如く(通称・神激)」のメンバー、生牡蠣(イクっがき)いもこが発売中の『週刊プレイボーイ』23号に初登場!

今春に水着バトルを勝ち取った彼女が、本誌では初めてのランジェリーグラビアに挑戦。可愛らしい笑顔だけでなく鋭い眼差しや、どこか儚(はかな)げな表情など『少女迷宮』のタイトルで少女の中にある奥深い美しさを披露している。

そんな彼女に週プレNEWSが直撃! インタビュー前編に続き、“神激(しんげき)”の魅力、下ネタ担当としての美学までを聞いた。

―神激こと「神使轟く、激情の如く」についても聞きたいことがありすぎるんですけど、まず他のアイドルにここは負けないってところは?

生牡蠣 ライブで毎回同じことはしてないところ。言葉遊びや煽(あお)りも特徴的なんですけど、ステージから下りてサークルしたりとか…。後は、メンバーのクセが強い。

―音楽もミクスチャー系ロックって、アイドルとしては異色ですよね。

生牡蠣 そうですね。ライブもバンド感覚で聞いてもらえたら嬉しいな。男くさいライブなので、怪我するんじゃないかとか暴れてるんじゃないかって危ないイメージを持たれやすいんですけど、秩序を守ってやってるので安心して楽しめると思います!

―グループ名のインパクトも強烈ですけど、メンバー名も面白いですよね。「生牡蠣いもこ」の名前にはどんな意味が?

生牡蠣 “いもこ”は元々、ネットで使っていた名前をそのまま。本名がわりとキラキラしてるんですけど、アイドルをやる時にカワイらしい名前をつけてしまうと自分のハードルが上がるんじゃないかなと。俗にいう、しわしわネームに名字をつけたんです。みんなそれぞれ自分で名前を決めてますね。

―名字に生牡蠣をチョイスしたり“イクっがき”って読み方にしたのは、グループの中で下ネタ担当だから?

生牡蠣 いや、全く…。元々、下ネタ担当とかなかったんですよ。たまたまTwitterで下ネタをつぶやいてたら、そういうキャラになっちゃって(笑)。生牡蠣は、ちょうど事務所に入るって時に牡蠣好きをアピールしてたんです。「オイスターイモコとイモコオイスターどっちがいい?」って言われて、オイスターはしんどいなってことで漢字に。読み方もそのままだと普通っぽくないから“イクっがき”。稲垣みたいでいっぱいいそうじゃないですか。

―いないですよ(笑)。こんなパンチのある名前、思いつくなんてすごいです。

生牡蠣 よくネットで「売れるためにこんな名前にされて可哀想」みたいなこと書かれてますけど、「自分でつけたんだけどなぁ…」って思いますもん(笑)。下ネタ担当になってから、そういえば名前も下ネタなんじゃないかって気づいて。読み方のカタカナ表記は後付けですね。

―なるほど。Twitterではどんな下ネタをつぶやいてたんですか?

生牡蠣 なんですかね、大喜利みたいなのが好きで。地下アイドルってなめられてるというか距離が近い存在なので、下ネタのリプがいっぱいくるんですよ。エロと全く結びつかない内容に対しても下ネタがくるので、それをネタっぽく返すのが楽しくなって。

―自分から下ネタ連発してとかじゃなかったんですね。

生牡蠣 自分から考えるのも好きですけど、直接的な単語は使わないっていうのが自分の中にあって。世にいう男性器をバナナって表記するみたいな、下ネタワードを使わずにいかにエロを表現していけるか。エロくない言葉をエロに変える、そんな戦いをしてたらこうなりました(笑)。

次はコスプレできると嬉しいなって(笑)

―下ネタって場が和(なご)むのもありますよね。

生牡蠣 そうなんですよ。とある人に「下ネタは最高のコミュニケーションツールだよ」って言われたことがあって。悪いものじゃないんですよね。ただ、下品になるのはイヤなんです。私にはアイドルというものがあるので、そのギリギリのラインは守っていきたい。

―アイドルとしての美学ですかね。そもそも目指したきっかけは?

生牡蠣 私の声ってちょっとなんか変じゃないですか? 小学生の頃から声変わりしてないんですけど、ずっと一番のコンプレックスだったんです。声を変えるのはムリだから、何か活かせる方法はないかなと思っていて。

―アイドルならむしろ武器になるカワイい声ですよね。今は自信持てるようになりました?

生牡蠣 まあまあ(笑)。自信ないものは提供できないんで、自信あるって言ってます!

―カッコいいですね。では、今後の目標は?

生牡蠣 グラビアをきっかけに、私を通して神激のことを好きになってくれる人が増えたら嬉しいですね。私じゃなくても他のメンバーを好きになってくれてもいいし。

―昨年9月のデビューからまだ1年も経っていないのに、ワンマンやアイドルフェス出演など勢いがすごいです!

生牡蠣 そうですかね。全部、事務所の力です(笑)。

―そんなことないでしょ(笑)。では今後、グラビアでやってみたいことあります?

生牡蠣 コスプレ! 前はやってたんですけど、時間がないとできないですよね。衣装や小道具をネット注文しても、家にいないので荷物を受け取れないっていう。だから、仕事という時間を使ってコスプレできると嬉しいなって(笑)。

―それは楽しみです。週プレでの実現を期待してます!

(取材・文/釣本知子、撮影/佐藤佑一、取材撮影/武田敏将)

●生牡蠣いもこのグラビアは『週刊プレイボーイ』23号に掲載!

■生牡蠣いもこ(IKUGAKI IMOKO)3月19日生まれ、愛知県出身。身長157cm 血液型=O型 nickname=いもちゃん ◯5人組アイドルグループ「神使轟く、激情の如く」メンバー。渋谷WWW Xワンマンライブ「自己都合主義メタモルフォーゼ」は、7月17日(火)18:30START。公式Twitter【@shingeki_imoko】グループ公式Twitter【@shingeki_rock】詳しい情報はオフィシャルサイト【https://www.shingeki-official.com/】をチェック!