「ナツ☆イチッ!オーディション2018」で、見事クイーンに輝いた塩川莉世

世界最大のアイドルフェス「東京アイドルフェスティバル」とのコラボ企画「ナツ☆イチッ!オーディション2018」で、見事クイーンに輝いた塩川莉世(しおかわ・りせ)が、9月3日発売の『週刊プレイボーイ』38号のグラビアに登場。激闘を制した彼女の"夏"を振り返る!

■充実しすぎて宿題が終わっていません

―「ナツ☆イチッ!クイーン」の優勝グラビア! 初のソロ撮影、いかがでしたか?

塩川 ワクワクしてたんですけど、いざ撮影になったらすっごく緊張しました(笑)。最初にTシャツ姿の撮影から始まったんですけど、カメラマンさんの前でTシャツを脱いで水着になるのがめっちゃ恥ずかしくて。

でも、思い切って脱いだら、その後は波に乗って楽しめました。全部で4種類も水着を着させてもらえたし、高校生の間に制服での撮影もできたし。「また撮影したい!」って思いました。

―制服の話もありましたが、今回のテーマは「高校最後の夏休み」でした。今年はどんな夏休みでしたか?

塩川 学校の話なんですけど、莉世、夏休みの宿題は毎年、休みに入ったらすぐに終わらせてたんですよ。小学校の頃からずっとそうしてきたんですけど、今年は人生で初めてまだ終わっていなくて......。どうしよう。人生、終わっちゃいます(笑)。

―超優等生! でも、宿題が残っているだけでオーバーすぎますよ!(笑)

塩川 頑張って終わらせます(笑)。でも、今年の夏休みは今までで一番充実してたと思います。グループとしてもいろんなライブに出させていただいたし、「ナツ☆イチッ!」で優勝までさせていただいて。点数をつけるなら、100点の夏休みでした!

―あらためて、優勝おめでとうございます! でも、どうして今回のオーディションに参加したんですか?

塩川 7月で18歳になったんですけど、オーディションの話を聞いたときに「18歳になるし、グラビアができたらお仕事の幅が広がるかな」と思って、挑戦しました。

―案外、シンプルな理由だったんですね。

塩川 でも、「塩川莉世を入り口にして、グループを好きになってくれる人が増えたらいいな」って気持ちも大きかったです。グループとしてライブをする以上、やっぱり常に「ライブを見に来てほしい」って思っているので。

―なるほど。「グループを引っ張りたい」という、熱い気持ちが伝わってきますね。

塩川 いやいや! メンバーの中でも一番年下だし、お姉さんたちに甘えながら過ごしてますし(笑)。......でも正直、途中で優勝を諦めそうになった瞬間もあったんです。

―おぉ、それはいったい?

塩川 SHOWROOM(ライブ配信サイト)部門があったんですけど、ほかのファイナリストのコがものすごく強かったんです。莉世が朝から晩まで配信しても、あっという間にすごいポイント差がついちゃって......。

でも、オーディション期間中に誕生日を迎えたときに、ファンの皆さんがたくさんお祝いしてくれて、一度だけ逆転できたんです。「莉世が諦めたら、みんなも弱気になって絶対負けちゃう。こんなに応援してもらえるんだから、限界まで頑張ろう」と思い直せました。

―「ファンの後押しで再奮起できた」と。そうして臨んだ最後のライブ部門では、アカペラで抜群の歌声も披露して、三部門総合で見事クイーンに! 反響はどうでした?

塩川 すごかったです。優勝した直後に特典会があったんですけど、初めて来てくれた方もたくさんいて。「感動したよ!」「頑張ってね」って言ってくださって......。優勝できてよかったって思いました。

あと、グラビア部門では、学校の先生や友達も応援してくれたみたいで。いろんな人に支えていただけて、本当にありがたかったです。

―先生まで! 夏休み明けの学校も楽しみですね。

塩川 確かに! でも、週プレを持って学校に来る友達、絶対いそうですね。うわ~、恥ずかしいなぁ......(照笑)。

撮影開始直後は初のソロでのロケ撮影に緊張していた莉世ちゃん。マスカットを食べつつ、徐々にリラックス!

■大人になるより完璧なアイドルに!

―充実した高校最後の夏休みを終えて、18歳といえばいよいよ大人な年齢ですね。

塩川 やだ~、大人になりたくないです(笑)。莉世、まだまだ子供なんですよ。おなかはすぐすくし、食べたら眠くなっちゃうし。

―それは大人も同じですよ(笑)。ちなみに、塩川さんが思う「大人」とは?

塩川 う~ん。ワサビが食べられる人ですかね? いまだにあのツーンとする感じが苦手なんですよ。だからマスタードもダメなんです。

―あくまで「空腹や満腹に耐えられて、好き嫌いがない人」が大人ですか(笑)。

塩川 (笑)。大人にもならなきゃいけないんですけど、まずアイドルとしてもっと大きくなりたいです。私、アイドルって何かひとつがすごいだけじゃダメというか、「歌がうまくて、ダンスもキレキレで、かわいくてスタイルがいいコ」が理想のアイドルだと思っていて。

―確かに、理想的な四拍子ですね。ちなみに、目標とするアイドルの先輩は?

塩川 最近、高橋愛さんや藤本美貴さん(共に元モーニング娘。)の動画を見て、「すごい!」って思いました。おふたりのように、ひとりひとりが目立てる力を持っていないと、グループが上を目指せないなって。私もいちアイドルとして、全部を完璧にできるようになりたいです。

―「目標はパーフェクトアイドル」。素晴らしい志!

塩川 だからこそグラビアもまた頑張りたいですし、ライブに来てくださった方は全員楽しませたいです! これを読んだ方は絶対、ライブにも来てください。待ってます!

●塩川莉世(しおかわ・りせ)
2000年7月31日生まれ、山梨県出身。2014年に現グループのメンバーとして活動開始。最近は歌やダンスに加え、ギターも練習中