坂道グループ歴代最年少の13歳で加入した、欅坂46の山﨑 天ちゃん

1期生と同じく、2期生も週プレが初撮影!『週刊プレイボーイ』6号(1月28日発売)のブックインブック8ページは、欅坂46・2期生9人全員の撮り下ろし初グラビア『ようこそ欅坂46へ! 2期生全員集合BOOK』

そのメンバーのなかから、坂道グループ歴代最年少の山﨑 天(やまさき・てん)に、オーディションの話や今年の目標を聞きました!

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■これがアイドル? ちょっと怖い

――4年前に週プレで初撮影を行なった1期生と同じく、2期生の皆さんも今回が初の雑誌の現場でした! いかがでした?

山﨑 撮影の経験はまだ少ないんですけど、今日はいろんなパターンで撮っていただいて。いろんな衣装があったし、自由で楽しかったです。初めて履いたヒールが高いサンダル、すごく新鮮でした! ......何度も転びそうになりましたけど(笑)。

――"坂道グループ歴代最年少"らしいというか、初々しい感想! 「坂道合同オーディション」には各メディアが選ぶ特別賞が設けられていて、賞に選ばれたメンバーは、そのメディアに登場できる特典がありました。

山﨑 ありがとうございます。

――というわけで、"週プレ賞"を獲得した山﨑さんの単独インタビューです! まず、「天(てん)」という名前がかなり珍しいですよね。

山﨑 ですよね。自分も人生で出会ったことないです。親は「何かひとつの頂点を目指してほしい」っていう思いを込めてつけてくれたみたいですけど。

――「頂点を目指せ」。もしや、親御さんが厳しい方とか?

山﨑 いや、全然です。「好きなことはなんでもやりなさい」ってタイプで、習い事は風景画と英会話、クラブ活動や部活は卓球とソフトボールって、いろいろやってきてます。まぁ、運動神経がいいわけでもないし、英語もリスニング以外は苦手なんですけど......(笑)。そうやってオーディションも、親は反対せずに受けさせてくれました。

――なるほど。もともと、アイドルは好きだったんですか?

山﨑 小学校低学年の頃はAKB48さんがすごく好きで、毎日歌ってました。でも、学年が上がっていくうちに、だんだんアイドルに興味がなくなってしまったというか......。私、自分でも「性格がコロコロ変わってきた」って思うんですよ。

――性格、ですか?

山﨑 それこそ、小さい頃はかわいいものが好きで、フリフリのスカートや『プリキュア』が大好きだったんです。でも、なぜか3、4年生の頃にはすごく男のコっぽくなっていて。スカートは絶対はかずに、ほぼスポーツウエアだし、学校の休み時間や放課後は毎日校庭でサッカーだし。『プリキュア』も見ないし、ランドセルがピンク色なのがいやでした(笑)。

――そういう好みの変化のなかで、アイドルにも興味がなくなってしまった、と。

山﨑 そうです。自分でも心変わりの度合いがスゴいなって思うんですけど(笑)。

――となると、いったいどうして合同オーディションを受けようと思ったんですか? 欅坂46のことは好きだったんですか?

山﨑 好きでした。私、初めて欅坂46を知ったのは小学校5年生の頃で。友達がスマホで『サイレントマジョリティー』のMVを見せてくれたんです。そのときは「これがアイドル? ちょっと怖い」って思ったんですけど、数ヵ月後に聴いてみたら、歌詞の意味がわかるようになったのか「めっちゃカッコよくて、めっちゃいい曲!!」って思えて。

それ以来、欅坂46のファンになりました。卒業式はみんな私服だったんですけど、私は『風に吹かれても』のMVの先輩方をまねして、パンツスーツで出たりもしましたね。

――心酔!! 素晴らしいファンだったんですね。でも、「好き」という気持ちと「入りたい」という気持ちは少し違うと思うんですが、オーディションを受けようと思った理由は?

山﨑 それこそ、小学校の卒業式なんですけど、教室で全員が"中学校でやりたいこと"を発表する時間があって、私は「中学3年間のうちに、自分が将来やりたいことを決める」って宣言したんです。

で、中学ではソフトボール部に入って一生懸命やってたんですけど、「高校以降もやりたいか?」って考えると少し違って。「この先、したいこと......ないなぁ」って思ってたときに、スマホを見ていたらオーディションのCMが流れてきて。ここで知ったのも縁というか、決め時なんだなって思って、応募しました。だから配属先が決まったとき......本っ当にうれしかったですね。

■やっぱり言霊ってあると思うんです

――山﨑さんは12月のお見立て会でも「欅坂46をアイドル界の頂点に導きます!」と宣言していましたが、お話を聞く限り、おそらく有言実行したいタイプですね。

山﨑 かもしれないです(笑)。なんでも、「言っておかないと叶(かな)わない」とは思ってます!

――なかなかできることじゃないですよ。宣言といえば、オーディションのSHOWROOM部門でも「平手(友梨奈)さんとWセンターを組みたい」と言っていました。

山﨑 いつか挑戦させていただきたいです。平手さんがずっと務めてきたセンターがどんなものなのか知りたいし、もし自分が組ませていただけることになったら、グループにどんな変化が起こせるのか気になるんです。「勝手なこと言ったなぁ」とも思うんですけど、でも、やっぱり言霊(ことだま)ってあると思うので。力をつけられるよう、先輩とも2期生とも交流を深められるよう、頑張っていきたいです!

――いい宣言です! でも、インタビューしていて思ったんですが......山﨑さん、13歳とは思えないほどしっかりしてますね。

山﨑 いやいや、そんなことないですよ! 楽屋ではかなりうるさくて、ほかの2期生からはすでに「一番騒がしい」って言われちゃってますし......(苦笑)。

――おぉ。ちなみに、楽屋ではいったいどんなことを?

山﨑 常にひとりで歌って踊って、メンバーにひっついてます。ひとりじゃなくてメンバーと絡むときは、変顔の自撮りをして遊んでますね。2期生は今、変な顔が撮れることを逆に「盛れた」って言っていて。ここだけの話、森田(ひかる)の自撮りが一番面白いです!(笑)

――森田さんの変顔、気になる!(笑)。なるほど、和気あいあいでいいですね。では最後に、読者へひと言お願いします!

山﨑 坂道グループ歴代最年少ということで、誰よりも出来上がっていない人間だと思うんですけど、その分、誰にも負けないフレッシュさで挑んでいきます。成長していく過程と、ソフトボールで焼けた肌が白くなっていく過程を(笑)、見守ってくださったらうれしいです! これからよろしくお願いします!

(スタイリング/米丸友子 ヘア&メイク/MAXSTAR)

●山﨑 天(やまさき・てん) 
2005年9月28日生まれ 大阪府出身 身長164cm 血液型=A型 ◯昨年夏に行なわれた「坂道合同オーディション」で欅坂46に加入した、グループ初の2期生。オーディション中は"小麦ちゃん"の愛称で慕われていた、坂道グループ歴代最年少