『週刊プレイボーイ』のグラビアに初登場したAKB48の矢作萌夏

完璧すぎるアイドル力を武器にデビューわずか1年で選抜へ駆け上がったスーパールーキー・矢作萌夏(やはぎ・もえか)が『週刊プレイボーイ12号』(3月11日発売)のグラビアに初登場!

圧倒的な美少女感、爆発する握手会人気、驚異のコミュ力......。そんな彼女がソロコンサートのタイトルにも使われている「すち」の語源や憧れのアイドルについて聞いた。

* * *

――AKB48に加入して1年で、TDCホール(キャパ2000人)でのソロコンサートを成功させ、"アイドルの女王"柏木由紀さんも認める、すごいアイドル性を持ったメンバーといわれていますが。

矢作 えー、そんなに深く考えてないです。

――指原莉乃さんや峯岸みなみさんを後輩扱いしちゃう動画をツイッターにアップしたりと、コミュ力もすごいですよね。

矢作 先輩にはあまり物おじせずいこうと思ってます。あれは同じチームKのみぃちゃん(峯岸)に呼ばれて楽屋へ行ったら指原さんがいて、「出た、すちだ!」って喜んでくれたから、動画を撮ろうと。先輩からは「すちだ!」「すちのコだ!」っていわれてます。

――「すち」はソロコンのタイトルに使われたり、AKB界隈(かいわい)の流行語になってたりしてますが、その語源は?

矢作 周りのJKが言ってたんです。「好き」が「すち」になって、「すこ」って。「すこ」は面白いからはやったんですけど、萌ちゃんは「すち」がかわいくてずっと使い続けて。そしたらファンの人も「萌ちゃん、すちだよ」って言ってくれるようになったり。

――コンサートでは大きなカエルのオブジェを登場させたこともありますが、カエル好きなの?

矢作 ママと面白い動画を報告し合っていて、そこで子犬みたいな鳴き声のバジェットガエルの動画を見つけて。その後に『AKBINGO!』で、そのカエルに出会ったんです。みんな気持ち悪いって逃げ回るんですけど、かわいくて。いただいて、飼うことにしました。

――番組としては罰ゲームだったのに、矢作さんにしたら運命的な出会いだったと。そもそもアイドルになろうとしたきっかけは?

矢作 ママが私をアイドルにさせようとしていて、AKB48の16期生に受かったんです。でもセレクションに落ちてデビューできず。あのときは珍しく落ち込みました(笑)。1年後にドラフト候補生の募集があって、今度は絶対に受かりたいから内面を磨いたり、ダンスを頑張ったり、萌ちゃん史上、一番頑張りました!

――そのかいもあって、チームKから1位指名されました。

矢作 わあい。

――軽っ! そして1月に行なわれた「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」ではなんと2位に。

矢作 レッスンとか何もしてないんです。昔からお姉ちゃんとよくカラオケで歌ってたぐらいで。

――ポテンシャルが底知れないです......。すごい!

矢作 ありがとうございます。でもあまり重く考えるのは好きじゃないので、楽しくやっていければいいなあって。必死すぎる雰囲気は苦手。みんな頑張ってるから、それでいいんじゃないかって。抱えすぎなんです。みんな楽しく生きたほうがいい。

――鋭い指摘かもしれないですね。憧れているアイドルはいますか?

矢作 みるきー(元NMB48渡辺美優紀)さん。ソロコンサートで使うTikTokの動画を撮りたいってお願いしたら協力してくださって、会って泣きました。とりあえず歯磨きして、お顔もかわいくして、ちゅるちゅるな感じで楽屋に行ったら、まだ(みるきーさんは)メイクしてなくて「やめてー」って、その様子もすごくかわいかった。あとは志村けんさんに会いたい!

――今どきの17歳にしては意外すぎるチョイス!

矢作 5年ぐらい前から、ママと明治座でやっているお芝居の『志村魂』を見に行ってるんです。最前列で見たいから、チケットは発売直後に買って。下手の最前列にいると、志村さんがお客さんを刀で斬るんですけど、私、斬られたことあるんです!!

――それはうらやましい。いつか志村さんとテレビや舞台で共演できたらいいですね。

矢作 「すち」にさせちゃいます!

(スタイリング/田中あゆ美 ヘア&メイク/円谷歩美)

●矢作萌夏(やはぎ・もえか) 
2002年7月5日生まれ 埼玉県出身 血液型=O型 口ぐせは「すち」。ペットはツノガエルとバジェットガエル ○AKB48 55thシングル『ジワるDAYS』が3月13日(水)発売。彼女を含む48グループ期待の若手メンバーが集まったSucheese(すちーず)によるカップリング曲『屋上から叫ぶ』も収録。ファースト写真集が7月発売予定。最新情報は公式Twitterをチェック。【@48moeka_yahagi】