堂本光一が24日、都内で行なわれた「『堂本光一×SQUARE ENIX V Short Movie』完全版発表会」に登壇。CGで作られた自身の映像に驚きの声を挙げながら、『ファイナルファンタジー』シリーズ(以下、FF)への愛を語った。

堂本は6月に、6年ぶりとなるニューアルバム『PLAYFUL』をリリース。その初回限定盤A付属Blu-ray/DVDに収録されるショートムービー「V(ファイブ)」をスクエアエニックス(以下、スクエニ)が制作している。

『FF』や『ドラゴンクエスト』など同社がリリースするゲームの大ファンである堂本は、今回のコラボに「盛大な職権乱用なんですよ(笑)。特に『FFⅪ』は廃人のようにやっていて、総プレイ時間を見たら900日。7年の間で3年はやるほど好き」と笑顔。

そして「みなさん、わからないですかね~」と、ゲーム内の食事システムについて切り出だすと、「ゲームの中で飯を食べているのに、リアルで食わないという、それくらいやっていました」とリアルな"廃人ぶり"を明かした。

今回の映像では、CGと実写を融合。ふたりの堂本による剣劇が繰り広げられるが、「まさにPLAYFUL、遊び心ですよね」と話しながらも、「俺いらないやん、CGでいいんじゃねえか?と思いました。だって痛い思いしなくていいんですもん」と。

さらにそのリアルなCG技術には「本当に気持ち悪かったですよ、正直」と告白。「まったく『自分、こんなポーズしてへんぞ!』とか、『こんなん、やってへんぞ!』というのが、めちゃめちゃカッコよくみえる。めちゃくちゃうれしいし、わくわくするし、でも『俺こんなんやってへん』って、それがあるんです」と、その戸惑いを明かした。

「子どもの頃から好きだった世界観。そこに自分が入っていける、ありがたかった」と思いのたけを語った堂本。自身のファンはもちろん「ゲームが好きな方、勝手ながら同士と思っているので、ぜひ見ていただいて。音楽の世界観も好きにやらせてもらいますけど、ずっとFFとかの音楽をつくっている水田(直志)さんとか(に携わってもらって)、これが本当にうれしいものとなっています」とゲームファンに向けて今作の魅力を伝えた。

また最後にイベントでは、ゲーム好きということで「自身がゲーム化されたら?」という質問が。「無理じゃないですか? してとは言えないですよ~。自分の口からは言えないですよ」と同席したスクエニの担当者・野末武志氏にアピール。そして、ゲーム出演については「ずっとゲームをやってた人間なので、ホントに声の役だけでも。なんか宿屋のおっさんとかね」と意外なチョイスで会場を笑わせた。

堂本のソロアルバム『PLAYFUL』は6月2日(水)にリリース。また、6月20日(日)からは6年ぶりのライブツアー「KOICHI DOMOTO LIVE TOUR PLAYFUL」も開催される。