写真は元フジテレビの加藤綾子アナ。1985年4月23日生まれ、埼玉県出身。国立音楽大学卒業後、2008年にフジテレビに入社。在局中は「カトパン」のニックネームで人気を博した
時代とともに変化してきた女子アナブーム。1980年代後半から1990年代中頃まで巻き起こった第1次ブームは、アナウンサーの立ち位置が変化したことが大きかった。

「当時フジテレビの八木亜希子アナや河野景子アナ、当時日本テレビの永井美奈子アナら若手アナが台頭し、CDデビューをしたり、イメージビデオがリリースされたりと、彼女たちのビジュアルやキャラクターがクローズアップされるようになった」(女子アナウオッチャー)

90年代後半にはブームが落ち着いたものの、2000年代から再び火がつき、空前絶後の第3次ブームが起きた。

「第1次はテレビ中心でしたが、第3次は雑誌などのメディアも巻き込んでいった。女子アナを特集したムック本が何万部も売れ、写真週刊誌は毎週のように彼女たちの動向を報じていきました。

その中心にいたのはフジテレビの女子アナたちで、高島彩アナや中野美奈子アナ、加藤綾子アナが次々と大ブレイク。当時は局内でも人気アナの争奪戦が巻き起こっていました」(放送作家)

加藤綾子アナは2016年にフジテレビを退社し、この9月末には『Live News イット!』(フジテレビ系)のメインキャスターを降板した。今後は家族と過ごすため仕事はセーブするという。

「多メディア化した現在、彼女のような絶大な人気を誇る女子アナは、なかなか生まれないでしょう。ただ、また新たな形でブームは起こるはず」(前出・ウオッチャー)

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