ポルシェやフェラーリよりも速い「モデルS P100D」(左)と、SUV「モデルX」にダブル公道試乗するオザワ博士(左)とカモイ助手

超絶加速&完全自動運転対応ハードウエアの搭載が話題の「モデルS P100D」と、昨年9月に国内発表されたテスラ3番目の車種にして、初のSUV「モデルX」。博士と助手が軽井沢で徹底インプレ~!

オザワ博士:見た目はどう見ても、ちょい悪オヤジ。しかし、その実体は日本&世界カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員カモイ助手:意味が全然わからないまま、博士の助手になったカモイ。その実体は駆け出し記者。クルマの知識は皆無

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博士 じゃ、とりあえずテスラ「モデルS P100D」を加速させてみようか!(アクセルベタ踏み)

助手 スゴすぎますぅ~! 博士、か、加速がスゴすぎて、このままだと、私、宇宙に飛んじゃいますよぉぉぉ~~~!

博士 論より証拠ってことで乗ってみた感想は?

助手 正直、吐きそうで。

博士 2.7秒で100キロ到達はウソじゃないんだよ。これでカモイもテスラのスゴさが一発でわかったんじゃないか。

助手 はい(苦笑)。でも、博士、テスラって世界でどれだけ売れているんですか?

博士 (ドヤ顔で)1000万円超の高級EVのテスラだが、5年で19万台を売った!

助手 えっと、19万台ってスゴい数字なんですか?

博士 もろちん! テスラの3分の1の価格でしかないEVの日産リーフが約6年でやっと20万台だからね!

助手 なぜテスラは売れたんですか?

博士 ポイントはエンジンにはないモーターの良さをフルに生かしたところ。前後モーター合計で611馬力ってのも圧巻! それ以上に発進直後に最大出力を出すモーターパワーを惜しみなく出しててアクセル踏んだ途端磁石に引き寄せられるように進んだろ?

助手 ええ、確かに。

博士 テスラの本質って“走るドラッグ”なんだよ。みんなEVでエコ、運転支援システムのような先進性でバカ売れ!と勘違いしてるけど、それはほんの一面なんだよね。この途切れることのないEVの加速のスゴさを知ったらヤミツキになると思うよ。

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(取材・文/小沢コージ 撮影/本田雄士)