2018年内の活動をもって乃木坂46を卒業することを発表した西野七瀬。

乃木坂46としてデビューした"なーちゃん"を最初に撮影したのが週プレなら、乃木坂46としてのラストも週プレが撮ります! 

というわけで、12月22日(土曜日)発売の『週刊プレイボーイ1・2合併号』の表紙&巻頭グラビアに西野七瀬さんが登場。今回のグラビアのテーマである「結婚」について聞いちゃいました!

■ひとり暮らしのお風呂でアイスは格別ですよね!

――そんなわけでございまして、西野さん、乃木坂46としてのラストグラビアでございます。今回のテーマは「もし明日、西野七瀬と結婚するとしたら"恋人としての最後の1日"をどうやって過ごすか?」というものです!

西野 最初、そのテーマを聞いて驚きました。なんか「あれ? 私、結婚するんだっけ? 卒業じゃなかったっけ?」って(笑)。結婚を題材に撮影したことはありましたけど、そういう「前日」みたいなテーマは初めてです。

――今回のグラビアでは「結婚式の前日のデート」をふたりでして、最後のページでは、結婚式のチャペルでの姿が掲載されています。

西野 はい。一応、ブーケを投げました。そしたら、女性のマネジャーさん(独身)がしっかりキャッチしてました(笑)。

――西野さんは「結婚」というものに対して、どんなイメージを持ってますか? 女のコの将来の夢って、やっぱり「お嫁さん」ってありますよね?

西野 私も「20歳になったら結婚するんだろうな」って思ってましたね。幼稚園の頃とか。やっぱり20歳ってキリがいいし、大人ってイメージがあったので。だからずっと「20歳=結婚」だと思ってたんですけど、高校に入った頃に気づきました。「どうやらイコールではないらしい」って(笑)。

――「何歳で結婚したい!」みたいなものはあったんですか?

西野 いわゆる結婚願望ってことですよね? それはまったくなかったです。今はちょっとありますけど。

――おぉ! 結婚したくなってきましたか?

西野 年齢から、そう思うようになったんだと思うんですけど。来年25歳になるから、そんなふうなことを考えるようになったのかなって。「20代のうちには結婚したいな」って、今は思ってます。17から23歳までは「結婚なんて絶対に無理!」って思ってました。

――「絶対」ですか! その理由はなんだったんですか?

西野 人と一緒に暮らすのが無理なんじゃないかなって。今、ひとり暮らしが長くなってきたし......。ひとりだと、何もかも自由じゃないですか。何時に寝てもいいし、何もしなくてもいい。自由が心地良すぎて邪魔されたくないって思うんです。

――確かに。お風呂で湯船に漬かりながらアイス食べても、誰からも怒られないし。

西野 やりますやります! 冷凍室から出したてを持っていって置いておくと、お風呂の温度で、アイスの硬さがちょうどよくなるんです(笑)。格別ですよね。

――ひとり暮らしの醍醐味(だいごみ)ですね!(笑)。そんな満喫しまくりだったのに、最近は結婚について考えるようになった、と。

西野 そういう話をする機会が少しずつ増えたんですよ。スタッフさんやメンバーと。「誰が一番先に結婚するんだろうね?」「逆に誰が一番最後かな?」みたいな。そういう話がけっこう盛り上がって。

――具体的なことは考えたりするんですか?「結婚したら旦那さんと、こんな家庭をつくりたいな」みたいな。

西野 うーん、郊外の一軒家とかいいですね。あんまり都心じゃない静かな所が。やっぱり静かな所がいいです。騒がしいのはいやなので。そのくらいですかね。

――「こんな家庭をつくりたい」というよりも「こんな物件が希望」って話になってます?

西野 あ、本当だ(笑)。

■難しさと悔しさがあったから「もっと勉強したい」って......

――とうとう乃木坂46からの卒業です。何かきっかけ的なものがあったりしたんですか?

西野 「あのことがあったから、卒業を決めました」っていうような、大きなきっかけはなかったです。じわじわ考えるようになった感じですね。さまざまなライブをやっているときとかにいろんなことを考えて。

――いろんなこと?

西野 映画やドラマをやらせてもらって、「もっとちゃんと、そっちをやりたい」って大きく考えました。私にとっては、乃木坂46の活動も、それ以外の活動も大事で、ひとつひとつしっかり集中してやりたいって思うんです。でも、時間もないから、ひとつひとつが作業化していくんじゃないかって。そういう不安はありました。

――以前、ドラマ『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』(1月、テレビ東京)が終わったタイミングで週プレに出ていただいたときに「ドラマは、すごく悩んで大変だったけど、あの場所にまた行けたらいいな」と言っていましたよね。

西野 はい。現場に恵まれてきたから、みんなとても楽しくて。でも、「難しいな」「悔しいな」って思うこともいっぱいあって、それでよけいに「もっと勉強したい」って思いました。楽しいけれど、うまくいかない。それが大きかったのかもしれないです。

――負けず嫌いの西野さんらしいのかもしれませんね。もし「楽しかった」だけだったら、卒業への気持ちも少し違ったんですかね?

西野 うん、そうですね。楽しいだけだったら満足しちゃって。それ以上「もっとやりたい」と思わなかったと思います。

――女優さん。大変だし、大きな目標だと思います。ちなみに『non-no』のモデルも続けられるんですか?

西野 はい。そのまま続けます。編集部の方たちも本当に良い人たちに恵まれていて。モデルでたくさんのことを学んだし、自信もつけさせていただいたし。もちろん、まだカメラマンさんによっては、求める感じが違うからわかんなくて難しいこともいっぱいあるので。だからこそ、続けていければって思います。

――まだ、満足してないってことですね。ちなみに、乃木坂46を卒業した後は、週プレには出てもらえなくなっちゃうんですかね......?「もうアイドルじゃないからグラビアはやめます!」みたいな?

西野 なんで!? なんでそうなるんですか?(笑)。そんなふうになる理由がないです! もちろん週プレさんが呼んでくだされば!(笑)。今後ともよろしくお願いします。

――読者の皆さん、聞きましたか? よかった~。以前、登場していただいたときに「次回はお祭りなどで食べ歩きするようなグラビアを!」という約束もしてましたし。また週プレ誌面でお会いしましょう~!

●西野七瀬(にしの・ななせ)
1994年5月25日生まれ 大阪府出身身長159㎝ 血液型=O型 nickname=なーちゃん、ななせまる
◯乃木坂46の第1期メンバー。年内の活動をもって乃木坂46を卒業。2019年2月24日(日)に開催される京セラドーム大阪での7th YEAR BIRTHDAY LIVE最終日に卒業コンサートを実施する予定