21日、園子温原案の忍者アクション映画『レッド・ブレイド』のBlu―ray&DVD発売記念イベントが行なわれ、初主演を務めた小倉優香(おぐら・ゆうか)が登壇した。

小倉にとって初のアクションとなったが、撮影と同時にアクションの特訓も並行。『リアル鬼ごっこ』や『HiGH&LOW THE RED RAIN』でアクション監督を務めた坂口拓から指導を受けた。

最初は「ダンスをやっていたので『できるな、得意だな』って思った」ものの、「やっぱり全然動き方とか違くて、イチから学ぶことになったので結構大変でした」と苦労した様子。しかし、

「(自分を含めて)女のコ3人いて、他のふたりは以前(坂口氏と)共演していたので『動け!』『立て!』という感じで、けっこう厳しかったんですよ。でも私には優しくて、『私にも言ってください!』って言いました」

と厳しいトレーニングを自ら志願。「でもふたりほどは言われず、『生まれたての小鹿』とは言われました」と明かした。

そんな本作だが、「朝5時集合で翌朝5時終わりという撮影があった」ほど短いスケジュールで撮影。当時を振り返り、「詰め詰めのスケジュールで撮影していたので、記憶がないというか(笑)」と苦笑いする小倉だが、

「アクションを期待せず見てくれた人には『アクションシーンすごいね、本格的だね』って褒められました。私が出ているということで見てくださる方には、いつもの私とは180度違う雰囲気なので、そこは見どころです」

とアクション以外の演技もPR。今作で"くノ一"という新たな挑戦をしたが、「アクションつながりでいうと、強い女性......アメリカの映画に出てくるような格好いい、アクションバリバリのヒロインをやってみたいです」と今後の意気込みを明かした。