近い将来、女優やモデルといった分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべく、週プレNEWS&週プレモバイル連載『微熱少女』。

毎週月曜日に、『週刊プレイボーイ』が注目した美少女が登場するこの連載では、撮りおろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けします。

第14回目は、恋愛リアリティーショー『太陽とオオカミくんには騙されない』で話題になり、女性ファッション誌『Popteen』では「好きなモデルランキング」1位&ソロ表紙獲得と、躍進を続けるモデル・生見愛瑠さん。

ファンからは"めるる"という愛称で親しまれている彼女。インタビュー前編ではデビューから、自身の個性を発揮するまでの変化を語ったが、後編ではSNSでのコミュニケーションについてや、「めるる語」など、ちょっと天然な魅力にも迫った!

――今の生見さんは、すごくハイテンションですが、家にいるときもですか?

生見 家に帰るともうアウト。ずっと寝てます(笑)さっきまで超元気だったのに、電池で動いてるの?ってくらい急に切れるんですよね。ご飯食べてる途中でも寝ちゃって、こないだドレッシングこぼしちゃったから絨毯がいま臭い(笑)。

――食べながら寝るって子供と一緒じゃないですか(笑)。

生見 よく言われます、精神年齢が小学生って(笑)。あとは、日焼けするのがイヤだからカーテンも絶対開けないで、ずっとYouTube見てます。「趣味:YouTube」なんですよね。

それか、インスタとかTikTokとかをずっと見てるか。私ひたすら携帯触ってますね。携帯触ってないときがないかも!

――SNSの更新やリプライ(返信)もマメにされている印象ですけど、昔からですか?

生見 全然! 昔は、SNSが苦手で、毎日毎日レッスンなどで疲れるのに、なんでやんなきゃいけないんだろうって思ってました(笑)でも、お母さんにも「お仕事を頑張りたいならSNSやりなさい」って言われていたので、渋々やってました。「レッスン行ってきます」ってつぶやくのも正直当時はめんどくさかったですね。

――今のSNSでの対応を見ていると、すごく意外です!

生見 昔はすごいひどかったですよ。アップしてって言われたからって、ブレてる写真とか足とか何でもかんでも上げてて。そんなの絶対インスタにいらない! インスタは盛ったもん勝ち、加工するまでがインスタなので。今は「これ上げたら反応いいな」とか「ファンのコも喜ぶかな」とか、私なりに考えてます!

――今は嫌々じゃないんですよね?

生見 もちろんです! めっちゃ楽しいです。みんなの反応が返ってきてうれしくなってからはドハマりして毎日毎日アップしてます。人見知りですけどインスタでのコミュニケーションはチョー楽しい。友達のLINE返してる感じで距離が近くて。よくリプ返し過ぎて電車乗り過ごします(笑)。最近は乗り過ごすこと前提で、移動してますもん。

――計画的なのかよくわからないですね(笑)。

生見 『オオカミ~』に出演させて頂いた時、3万人だったフォロワーが約8倍増えたんですけど、昔からリプ返とかしてたので前からのファンの方も熱心にリプくれたりして、やってて良かったなって思います。お母さんのおかげ、厳しいけど(笑)。

――SNSにアップするときの文章もギャル語とも違う独特な言葉づかいで面白いです。

生見 あっ、"めるる語"ってみんな呼んでくれてます(笑)! 「~~過ぎ」は「杉」にしたり。「杉」ってカワイイじゃないですか、星が流れてるみたいで。「好き」はとぅきみバーガー。「私このたい焼き、めっちゃとぅきみバーガー」とか。言われた人は「てれやき~」って返すのがルールです。言葉をカワイくするんですよ。

あと文字の見た目だけじゃなくて語尾に「や」をつけたり、小さい「つ」はいれなかったり、「いい天気」を「いいて~ん」にしたりするのは、響きがカワイイ。

――ギャル語やらオタ語が混ざったり、方言のようでもあるし、不思議ですね。

生見 日本語が"不覚え"なんですよね。あと、難しい言葉覚えたらすぐ使いたいから、全然違う意味でも使っちゃう。基本調べないので(笑)インスタとか見て色んな意見もらいますけど、「私、これが普通だもん!」ってもう気にしないです。っていうか、自分で何がめるる語なのかわかんないし(笑)。

――"不覚え"も新しいです(笑)。めるる語は全部自分で作っているんですか?

生見 そういうのもあるし、あとは『Popteen』の撮影とか。編集スタッフさんもテンションアゲアゲでギャルみたいなんですよ。撮影とかして半目でも「OK、OK、よきみー!」みたいな。みんな騒がしくて、もう学校ですね。連絡をもうらう時も「おつぽんぬ」とか「よろしゅうー!」ってきます(笑)



――人見知りで、コミュニケーションが取れなかったとは思えないくらいですね。

生見 そうですよね(笑)。自分がオープンに出来るようになってから、めるる語とかも使うようになりましたね。『オオカミ~』がなかったらどうなってたんだろう、私(笑)。

――ちなみに『オオカミ~』出演で知名度もあがったそうですけど、何か変化は感じますか?

生見 男子高校生とか大学生とかも応援してれるようになってうれしいです。男ウケも良いってやっぱりうれしくないですか?笑 モテたいじゃないですか、やっぱり(笑)。私、本当にモテないので(笑)。

あと、この前、虎ノ門でサラリーマンの方に声掛けられてうれしいと思ったら、「娘と一緒に観てました!」みたいな。

――年齢層も広がったんですね。どんどんメジャーになっていく生見さんですが、最後に今後の目標を。

生見 演技もバラエティもやりたくて、映像のものに出演したいです。紙面や写真だとクールに見られがちで「関わりづらそう」って言われるんですけど、そんなことなくて。演技は正反対な性格の役もやってみたいなって、サスペンスの犯人役とかサイコパスな役とか、実体験できないことしてみたいです。

(ヘアメイク/たかべともみ)

●生見愛瑠(ぬくみ・める)
2002年3月6日生まれ 愛知県出身 身長165cm 特技:バスケ
○2012年に『JSガール』でモデルとしてデビュー。2014年より『ニコ☆プチ』の専属モデルに。その後、2015年からは『Popteen』で専属モデルを務める。また、AbemaTVで放送された恋愛リアリティーショー『太陽とオオカミくんには騙されない』に出演し話題となった。公式Twitter【@meruru20020306】公式Instagram【@meru_nukumi】

★生見愛瑠ちゃんのアザーカット、そして撮影時のメイキング動画が『週プレモバイル』でご覧いただけます!

★『微熱少女』は毎週月曜日更新!★