写真は入社1年目で、入社式よりも前に番組デビューを飾った期待の新人、斎藤ちはるアナ。学生時代は、元乃木坂46のメンバーとして活躍。現在の主な担当番組は『羽鳥慎一モーニングショー』
4月の月間視聴率で、全日帯の視聴率が日本テレビと並んで同率1位を記録したテレビ朝日。年間視聴率でもトップ争いを繰り広げそうだが、そのために必要になるのが次代の人気女子アナの育成だろう。

今年3月末に『羽鳥慎一モーニングショー』を担当していた宇賀なつみアナ、そして昨年9月末まで『報道ステーション』のサブ司会を務めた小川彩佳アナが退社。加えて、5月に看板アナの竹内由恵アナが結婚を発表するなど、テレビ朝日を支えた人気アナたちの動向に大きな変化があったのだ。

「女子アナも潜在的に視聴率を持っているので、番組制作においては重要な戦力なんです。宇賀アナはなんとか退社後もテレビ朝日で抱えることはできましたが、小川アナは他局に流出してしまった。ホント大きな痛手ですよ。

竹内アナも退社の予定はないと発表していますが、正直どうなるかわからない。今テレビ朝日で、誰もが知る人気アナと言えば、弘中綾香アナと大下容子アナしかいないのが現状なんです」(放送作家)

こうした状況を予測してか、今年1月から深夜番組『アナ行き!』で「スター女性アナウンサー育成プロジェクト」を立ち上げていた。

「田中萌アナ、池谷麻依アナ、林美桜アナ、住田紗里アナの4人が参加していましたが、結局、鳴かず飛ばずでした」(テレビ朝日関係者)

現在、入社1年目の元乃木坂46・斎藤ちはるアナが活躍しているが、経験不足は否めないところ。中堅アナの奮起に期待したい。

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