1986年1月20日生まれ、東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業。在学中に「ミス慶應2006」に選ばれた。2008年にテレビ朝日に入社。『ミュージックステーション』『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』などの看板番組を歴任
テレビ朝日の看板を長年背負って立ってきた竹内由恵(よしえ)アナが、ついにマイクを置いた。最後の出演となった9月27日放送の『報道ステーション』では、「結婚することになりまして、東京を離れることに。この仕事を続けることが難しくなってしまいました。私としてはやりきった」と挨拶。その思いを率直な言葉で語った。

「彼女は新人時代、担当したニュース番組で『訃報(ふほう)』を『トホウ』と読むなど、簡単な読み間違いを連発。そうしたミスが積み重なり、しばらく報道番組から遠ざけられていたんです。それがよほど悔しかったんでしょうね、休みの日も漢字を猛勉強し、ついには漢字能力検定準1級に合格するほどに。華やかなイメージに見られがちですが、本当に努力のコだった。『報道ステーション』の金曜キャスターに抜擢されたときは、彼女だけではなく、周囲の人間も喜んでいた。彼女はそれだけ愛されていたんです」(テレビ朝日局員)

また、『報ステ』での挨拶では、冗談めかして「この後は家族を大事に考えて、老後はパン屋さんに......」と続けた。前出の局員が話す。

「退社後は芸能事務所に所属することはなく、フリーアナとしての活動も未定らしい。ただ、彼女自身、『やりきった』と表現したことから、もうテレビの世界に戻ってくることはないかもしれない。ああ見えて、竹内アナは意志が固いところもあるので」

いつの日か、生活が落ち着いた頃、再びテレビで元気な姿を見せてほしいものだ。

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