26日、都内で「2020東レキャンペーンガール」発表会見が行なわれ、マレーシア出身のアイリス・ウーが選ばれた。6言語を話せるアイリスは活動への意気込みを語るとともに歌声も披露した。

アイリスはこの日、伸縮性の高いリサイクル素材「プライムフレックス」のヨガウェアで登場。これまで藤原紀香や菊川怜、鈴木ちなみ、宮沢セイラなどが就任し、水着のイメージの強い東レキャンペーンガールだが、「ストレッチ素材はスポーツの場面以外でカジュアルファッションやインテリアなど幅が広がっている。そうしたなかでウェアが一番わかりやすく伝わる」ためヨガウェアとなった。

もともと故郷・マレーシアでシンガーソングライター、女優として活躍していたアイリスは、2015年にスカウトされ日本でデビュー。シンガーソングライターの活動をメインに、映画『コードギアス 反逆のルルーシュI 興道』の主題歌や、アニメ『ガンダムビルドダイバーズ』のエンディングを担当。また女優として、来月には「ホリエモン主演ミュージカル『クリスマスキャロル』」にも出演が決まっている。

選考理由を聞くアイリス・ウー

今回、アイリスは110名の応募者からオーディションで決定。東レの幼方聡子宣伝室長は「明るくチャーミングな笑顔と、美しいプロポーション、将来性、話題性、そして何より東レのキャンペーンガールにふさわしい知性と凛としたたたずまい」を選考理由に挙げた。

キャンペーンガール就任にアイリスは「自分にとってチャレンジだった。まさか選ばれるとは思わなかった。ありがたいし、うれしい」と喜びをコメント。また英語、北京語、広東語、福建語、マレー語、日本語の6言語が話せるため「アジアの皆さんに東レさんのことを知ってもらいたい」と意気込んだ。

日本酒好きを明かすアイリス

イントネーションも違和感のない流暢な日本語で話すアイリスだが、「日本文化が好き。最近はマレーシアに飽きちゃいました」と日本好きをアピール。ダイエットのため最近はえているが、「お刺し身と日本酒が完璧! 最高! なんで日本の人たちが居酒屋で日本酒を飲まないで『とりあえずビール』なのか不思議」と笑顔で明かした。また好きな俳優も「渡辺謙さんです!『SAYURI』を観てハマっちゃいました」と、すっかり日本に魅了されているようだった。

そしてイベントの最後には、6言語で『上を向いて歩こう』を歌い、会場を盛り上げ、幕を閉じた。