左から是永瞳、宮本茉由、井頭愛海、本田望結、吉本実憂、小芝風花、岡田結実、井本彩花、尾碕真花、川瀬莉子、藤田ニコル

芸能事務所「オスカープロモーション」が主催する恒例の「晴れ着撮影会」が4日、都内で行なわれ、小芝風花吉本実憂岡田結実藤田ニコル本田望結宮本茉由尾碕真花(おさき・いちか)、井頭愛海是永瞳井本彩花川瀬莉子の11人が登場。それぞれが2020年への抱負を明かした。

バラエティ番組やモデルとして引っ張りだこの1年となった藤田は、「裏でこそこそ色々やっているので、来年はいい報告をしたい。ラジオも始まるので、来年はラジオの年じゃないですけど、新しいことに挑戦できるといいなと思います」と、2020年は飛躍の年になることを期待。

戦隊ヒロインとして知られる尾碕は、高校卒業を機に大きな変化があったそう。「学生じゃなくなったことも大きくて、お仕事の面ではお芝居を中心に活動させていただくことになり、スタートラインに立ったような感じなので、このまま失速せずに2020年も進んでいけたら」と振り返った。

来年、中学卒業を控える本田は、「中学校最後の年なので、友達と学校に行くのがすごく楽しい年でした。フィギュアスケートでは悔しい経験を沢山したけど。2020年はJKになるので、大人になるための道をつくっていけたら」と高校生になる意気込みを明かした。

そして、囲み取材で「役の振り幅が大きな年だった」と振り返った小芝、「2020年は、はっちゃけたい」と明かした岡田のふたりを直撃!

■小芝風花「漫才がわからなすぎて家で叫んでました」

――囲み取材で「役の振り幅が大きかった」と言っていたとおり、『トクサツガガガ』や『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』、『べしゃり暮らし』、『歪んだ波紋』、『パラレル東京』と多くのドラマに出演した1年でしたね。

小芝 特撮オタクだったり漫才師だったりラッパーだったり本当に勉強になりました。その道のプロの方たちにも見て楽しんでいただけるようにと前準備で、入念に作り込んでいくのが大変でした。

――色んなキャラクターでしたが、共通することはありましたか?

小芝 全部言葉に縛られていたなと思います。ラップは韻を踏みながらも感情をぶつけたり、漫才師は笑わせたり、アナウンサーは正確に伝えることが必要で、全然違うんですけど。言葉の威力、言葉って人間だけの特権じゃないですか。女優のお仕事も、言葉がすごく大事なので考えられましたし責任を改めて感じました。いま放送している『歪んだ波紋』では誤報で人生が狂ってしまう役を演じているのですが、悪意がなくても伝え方ひとつで悪意になりかねないですし。

――たしかに言葉を中心とした役が多いですね。ちなみに一番大変だった役は?

小芝 『べしゃり暮らし』の鳥谷静代です。決まったとき「ヤバイ!」と思いました。関西出身でお笑いは大好きだけど、でも見るのと演じるのは全然違う。人を笑わせる難しさを痛感しました。家で練習しているとき「わからない――!! 無理ー!!!」って叫んでました。それに役者側も"相方"としてネタ合わせしたり、全員が芸人さんになりきろうとしていました。劇団ひとりさんが丁寧に細かく指示をくれなかったらあの作品は撮れなかったと思います。

――最後に来年の目標をお願いします。

小芝 まだまだ演じたことのない役が多いですが、怖い役、猟奇的な役もやってみたいです。自分が演じたらどうなるんだろうと思って。あと下半期は重たい内容の作品が多かったので、はっちゃけた役とか、とにかく色んな役をやりたいです(笑)。


■岡田結実「自分の人生を悩んだ1年」

――2019年はどんな年でしたか?

岡田 ドラマ(『私のおじさん~WATAOJI~』)で始まったんですが、最初の方は遠藤憲一さんや城田優さんと共演させていただいてプレッシャーや自分の人生を悩んだりして。後半からはバラエティも出演させていただいて、やっぱりバラエティ好きだなって思ったり、雑誌『JELLY』も出させてもらって、演技もバラエティもモデルも全部好きだなって確信しました。

――人生に悩んだとは?

岡田 周りの役者さんたちについていけない悔しさだったり、解放しきれない部分とかですね。役者としても一生やっていきたいって思っているので悩みました。あと最近はバラエティでも、ネジが1本外れてるのか発言も変わってきちゃって気をつけなきゃなって思ってるんですけど、ボス(出川哲朗)には「いいじゃん!」って言われるので逆に悩んでます(笑)。

――出川さんとは付き合いも長いんですよね、アドバイスとかいただくんですか?

岡田 小学5年生からずっとお世話になっていて、いつも「クソガキのゆいでいいんだよ」とか言ってくれます。お年玉をいただくんですけど、メッセージで悩んでることをズバッと言い当てたり、男気あふれてカッコイイんですよ。『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に出させてもらった時も、ボスと色々話せたので良かったです。

――囲み取材で「来年ははっちゃけたい」と言ってましたが、20歳になることですし記念にグラビアとか......、2020年の抱負をお願いします。

岡田 グラビアは胸がないんで......スタイルもよく言えばヘルシーというか目立つところが......。撮られるのは好きなので、頑張ってみたい気持ちはありますけど。でも20歳になるので、めっちゃお酒も知ってみたいです。朝まで打ち上げとかめっちゃしてみたい! いつも最後まで一緒にいれないので、みんな崩れていくのに混じってみたいです(笑)。