"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。今回はテレビ業界の今後について語る。

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ひろ 新型コロナウイルスでいろんなところに影響が出ていますね。テレビ番組も濃厚接触を避けるために出演者も距離を取ってソーシャルディスタンスを保ったりしていますし、収録の延期や中止も相次いでいるみたいで。

ホリ というか、テレビのスタジオ収録なんかまさに不要不急の最たるものだろ。ラジオ番組もブースに飛沫(ひまつ)防止のアクリル板を立てたりしているけど、ラジオは声だけなんだからオンライン出演で十分でしょ。

俺、この間、ラジオに「Zoom」(ウェブ会議サービス)で出演したけど、なんの問題もなかったよ。

ひろ テレビに比べてラジオは音声だけだから、相性は良さそうですよね。僕、アベマTVの『アベマプライム』という番組に出演しているんですけど、やっぱりZoomでやっていますよ。

ホリ てか、アベプラとかなんでやってんの? 

ひろ 僕は基本的にあまり仕事を断らないので。

ホリ あ、そうなんだ(笑)。俺は断りまくってるよ。ひろゆきのことだから、アベプラに出演することで制作過程とか裏側とかのノウハウを知ろうとしているのかもしれないけど、ぶっちゃけ地上波でやっている番組の劣化コピーみたいな制作手法を知ったところで意味ないでしょ。

ひろ リモートでMCするスタイルって、今までなかったので面白いのかなと。で、今後、こういった形での番組制作が当たり前になると、世の中はちょっと進むと思うんですよ。

前代未聞のことなので失敗することもあるとは思いますが、そのなかでノウハウとかもたまっていくと思います。例えば、タイムラグがあるので会話がずれたり、回線が途切れたりとか十分起こりうるでしょうし。

ホリ まあ、オンライン出演が進むのは悪いことではないよね。

ひろ あと、アベプラはキャストのひとりとしての出演ならフロアディレクターのカンペを見なくてもなんとかなりますけど、MCは現場のスタッフと意思疎通ができないとマズいので、カンペ用のカメラを用意してもらってたり、PCのスカイプが落ちたときのサブとしてLINEをつないでいたり、そういう現場のノウハウを確立することができるんじゃないかなと。

ホリ ってか、アホなMCとかB級コメンテーターぞろいのニュース番組より、俺のひとり語りユーチューブのほうがウケるんだよ。だからMCとゲストがいてトークする番組に出るのはやめようかと思っているくらい。

★後編⇒リモート出演増加のテレビ業界にホリエモン「ネット配信でできることをわざわざ放送電波を使ってやる意味がないことが露呈されてる」

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。近著に『理不尽に逆らえ。真の自由を手に入れる生き方』(ポプラ新書)

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。最新刊は『1%の努力』(ダイヤモンド社)

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