松崎しげる真琴つばさ指原莉乃荒牧慶彦が9日、ショートドラマ『小世界家(こせかいけ)の秘密』のオンライン舞台挨拶に出席。指原が意外な役作りを明かした。

このショートドラマは11日にオープンするミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」(東京・有明)が舞台。同テーマパークでは、『関西国際空港』やアジア・ヨーロッパなどの『世界の街』を1/80で再現。『美少女戦士セーラームーン』や『エヴァンゲリオン』などのアニメの世界を再現したエリアもある。

ショートドラマのストーリーは、平凡なサラリーマンの小世界シゲル(松崎)、教師である妻のツバサ(真琴)、高校生の長女・リノ(指原)、中学生の長男・ヨシヒコ(荒牧)の日常を描く。4人は自身のミニチュアフィギュアに声をあてて出演している。

自身の80分の1サイズのフィギュアとともに。(左上から)松崎しげる、指原莉乃、荒牧慶彦、真琴つばさ(C)khara、(C)Naoko Takeuchi

新型コロナウイルスの影響により、"密"を避けるため収録は4人それぞれ行なったそう。指原は「やっとお会いできた」と喜んだが、この日も別々の場所から出演とあって、「こういう形で残念。いつかまたお会いできるんじゃないかなと改めて楽しみです」。実際にアフレコをすると「やっぱり皆さんそろってやると楽しいので、全部撮り直したい」と笑顔だった。

高校生役を演じた指原は、「アイドルを卒業して1年後に制服を着るとは......改めて新鮮でした。作中、たくさん恋に落ちました。何人に恋をしたか分からないくらい」とのこと。そして父親役の松崎が「娘のことを心配して、でも煙たがれる役。実際の生活に近いかな、娘が年頃なので。リアルにできてうれしい」と明かすと、照れる様子を見せた。

この日の舞台挨拶では、実際にアフレコする様子も公開(C)khara、(C)Naoko Takeuchi

ミニチュアで演じるという斬新な企画に指原は、「どうなるのか想像ができなくて、みなさんの発想がすごいな」と関心。ただ「近くで見ると確かに私だな」というほどの精巧なフィギュアについては、「演技に挑戦することがあまりないので、せっかくの機会とダイエットしたんですけど、あのサイズだと何も伝わってなくて」と役作り失敗に苦笑いだった。

また同テーマパークでは"住民権"も販売し、製作した来場者のミニチュアフィギュアを1年間住まわせることが可能。フィギュアを製作するための3Dスキャン撮影に指原は、「まさに最新といった感じ、今までにない雰囲気。撮影がすごく楽しいので体験してみてほしい」とオススメ。そして、その世界観を「遠方に住んでいる方も、このドラマで楽しめるので、いつか来て楽しんで」とアピールした。

同ドラマの1~3話はSMALL WORLDS TOKYO公式Twitterアカウントにて配信中。全36話で、今後は12日から毎週月・水・金曜日に配信予定。