現在放送中のドラマ『ガールガンレディ』に出演するなど、わずか1年足らずで次々にオーディションで仕事を勝ち取る期待の逸材。

「ミスマガジン2020」のファイナリストに選ばれたことをきっかけに、本格的に俳優業を開始した(あおい)うたのが5月17日(月)発売『週刊プレイボーイ22号』のグラビアに登場。

* * *

■おじいちゃんはマッチョ界の大物

――今回はミスマガジン2020のベスト16に選抜されて以来のグラビア。

 お芝居は役があるけど、グラビアは"私"を出さないといけないのでめちゃくちゃ緊張しました。だから芯みたいなものを強く持って臨もうと決めていたんですけど、衣装とかロケーションとか、好きなものがあふれていたので途中から楽しんじゃいました(笑)。

――印象的なシーンというと?

 ヒールで坂道を上るシーンですね。普段はスニーカーとブーツしか履かないんですけど、ヒールを履いて、気分がちょっと高揚する感じは楽しかったです。衣装も相まってドキドキしました。

――現在、放送中の『ガールガンレディ』では連ドラ初出演。

 私が演じた南 加奈はキュートさの中にサイコパスな一面が垣間見える二面性のあるキャラクターなんです。バトルシーンがたくさんあったので本番前に稽古をつけていただいたんですが、思うように走れなかったり、急に止まれなかったりと課題は山積みなので頑張らなきゃと思いました。

――プライベートではギターに剣道に空手とずいぶん多才だね。

 おじいちゃんが昔ボディビルダーをやっていて、現役を引退してからも協会の会長とかもやっていたので子供の頃から武道系はけっこうやっていたんです。お父さんもマッチョでジムで筋トレに励むような感じだったので、昔から私の周りにはマッチョしかいなかったんです。

――じゃあ好きな男性のタイプもマッチョ?

 それは逆かもしれないです。もうマッチョはお腹いっぱいというか(笑)。

――うたのちゃん自身もマッチョを目指そうと思ったことは?

 一度、やらないかって誘われたんですけど、体を焼かないといけないし、食事制限も厳しいんです。そもそも私は女優になりたかったのでちょっと方向性が違うかなと思って。でも血筋なのか、ちょっとトレーニングしただけで筋肉がついちゃうんです。中学のときはフラフープをやっただけで腹筋が割れたりとか(笑)。恥ずかしかったんで、すぐやめました。

――ムキムキの素質があるんだね。

 でも、このお仕事をしていなかったら、そういう道もあったかもしれないですね。

――女優になりたかったのはどうして?

 母が昔舞台女優をやっていて、物心ついたときから「あなたは女優になるんだよ」って言われて育ったので、なるものだと思い込んでいました。でも東京に出てきたらレベルの違いに愕然(がくぜん)としてしまって。

――悩んだ時期もあったんだ。

 はい。母には「別にやらなくてもいい」って言われたんですけど、そのときに初めて「やっぱり、やりたい」っていう自分の意志を感じたんです。今までは"母に言われてるから"って言い訳にしてやっていたんですけど、そのときに意識が変わった感じです。

――オフはどんなふうに過ごしてるの?

 銭湯やサウナが好きで、多いときは週4くらいで通ってます。

――サウナ女子だ!

 一番気持ちよく"ととのう"ためのルールみたいなものがたくさんあるんです。水風呂も好きですし、出た後に牛乳を飲んだりとか。究極はビールですけど。

――若いのに、なかなかのおじさんぶりだね(笑)。

 自分でもそう思うので気をつけてはいるんですけど、やっぱりケーキよりもおつまみが好きで。

――どんなおつまみが好きなの?

 日本酒を飲むときは塩昆布を入れるのもおいしいなって。

――おじさん認定します! 酔っぱらうとどうなるの?

 泣きたいときは映画を見て泣いたりとか、飼ってるワンちゃんにひたすら愚痴を聞いてもらったりとか。こんな私ですが、応援よろしくお願いします。

(スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/エノモトマサノリ) 

●葵うたの 
1999年7月4日生まれ 埼玉県出身 身長160cm 
○ドラマ『ガールガンレディ』(MBS、毎週火曜24:59~/TBS系、毎週火曜25:28~)に出演中。出演映画『ホムンクルス』がNetflixにて配信中。
公式Twitter【@iam_utano】 
公式Instagram【@a0i_0704】

★葵うたのデジタル写真集『彼女には何かがある。』 
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が『週プレ グラジャパ!』ほか主要電子書店にて、5月17日(月)から配信! 価格880円(税込) 

★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!