写真は『スーパーＪチャンネル』のメインキャスターに就任する松尾由美子アナ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、２００２年にテレビ朝日に入社。２０１８年に結婚し、昨年６月に第１子を出産
この１０月から『スーパーＪチャンネル』（テレビ朝日系）のメインキャスターに、松尾由美子アナが就任することが発表された。
松尾アナは昨年６月に第一子を出産し、今年４月に産休から復帰したばかりだった。
「松尾アナは長らくテレビ朝日の"朝の顔"として活躍。１１年前にも『スーパーＪチャンネル』を担当しており、ニュース番組のプロフェッショナルです。ただ、彼女はまだ手のかかる１歳半の子供の育児中。帯のニュース番組を担当するのは、相当負担になるはず」（テレビ朝日局員）
まさにこの人事は、テレビ朝日の報道系アナウンサーの人材不足を露呈していると言っても過言ではないようだ。
「現在、報道系アナの主力として活躍しているのは、１０月から『スーパーＪチャンネル』のメインキャスターに就任する入社６年目の森川夕貴アナくらい。彼女たちと入れ替わる形の現メインキャスター・林美沙希アナは、１０月から新たに始まるバラエティ番組『電脳ワールドワイ動ショー』のＭＣに"異動"となり、ますます手薄になってしまった。１０月から『報道ステーション』のサブキャスターに入社２年目の渡辺瑠海（るみ）アナを抜擢（ばってき）する予定ですが、それも中堅アナにめぼしい人材がいないからにほかならない。以前であれば、報道アナは花形だったが、今はバラエティのみならず、ファッション誌などでも活躍する弘中綾香アナが憧れの的になっているのも要因のひとつでしょう」（テレビ朝日関係者）
これも時代の流れか。
