徐々に緊急事態宣言が解除されていますが、まだまだしばらくは続けたいステイホーム習慣。しかし旦那も子供も24時間在宅中のご家庭では、当然、嫁は負担急増からのストレスMAXに!

そこでコロナ離婚を回避し家庭円満、さらにぼっちおじさんも幸せになる各種ガジェットを『デジモノステーション』編集長・滝田勝紀(たきた・まさき)と『週刊プレイボーイ』ガジェット担当ライター・直井裕太(なおい・ゆうた)が大紹介。

一律10万円資金以内で大満足確定のコスパ&スペックでお届けですっ!

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■嫁への負担は最新家電で大軽減!

直井 巣ごもりが快適になるガジェットを『デジモノステーション』の嫁&娘アリの家庭円満な滝田編集長、そしてバツ2のぼっちおじさんのライター直井でセレクト。まずはトップの核弾頭から!

滝田 本来なら1番は「ニンテンドースイッチ」が確定だけど売ってないから、ここはVRの「Oculus Go」です。ステイホームの影響で「VRやってみるか!」という需要が増えて品切れ続出だったけど、4月末からは安定供給になるみたいですよ。

Oculus Go Oculus/2万9800円+税(64GB) PCやスマホは必要ナシ! 単体でVRを楽しめるのがポイント。専用サイトには無料ゲームも多く配信され、とりあえず本体を買えば即楽しめます

直井 まー。ぼっちおじさん的にはFANZAでVR一択ですけどね!

滝田 それだけじゃもったいないって! こんな時期だから無料開放されているゲームも多く、本体だけ買えば楽しめる。あと、ZoomとかSkype飲みも最終的にはVR連動に落ち着くと思うので、VR入門をここから始めるのはアリです。VRゲームは全身を動かすものも多く、運動不足の解消にもなるし(笑)。

ただ、対象年齢が13歳以上なので小学生のいる家庭には厳しいかな。

直井 それなら「プレステ4」。こちらもゲームの無料配信を始めたし! 「Netflix」や「アマゾンプライム・ビデオ」も視聴でき総合エンタメマシンとして最強。本体にFF7のリメイク版が付属するモデルもあり、時間ドロボーっぷりが半端ない。

PlayStation 4 ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2万9800円+税 現在、『アンチャーテッド コレクション PlayStation Hits』と『風ノ旅ビト』を無料配信中。大ヒット中のゲームFF7同梱版も発売中ですよ!

滝田 年末にプレステ5の発売が噂されているけど?

直井 それも買えばいいじゃないですかっ!

滝田 コスパ悪すぎでしょー(笑)。

直井 まー。プレステ5が発売されても、ゲームもエンタメもしばらくはプレステ4にも並行リリースされるから問題ありません!

2番はロボ掃除機だけど、これって最近ずいぶん安くなりましたよね。

滝田 本家のロボ掃除機だと、いまだにフラッグシップは10万オーバー。正直、こんなの必要ありませんっ! 「Eufy RoboVac G10 Hybrid」でもゴミの吸い込み、さらには床の水拭きもこれ一台にお任せっ! 掃除のスケジュール管理もスマホから行なえ、一回設定したらほぼ放置で大丈夫です。これ、かなり奥さんの負担を軽減できますよ。

Eufy RoboVac G10 Hybrid Anker/2万6800円(税込) スマホ用ガジェットの大手メーカー、Anker社の製品だけに、スマホアプリが超絶使いやすいのが特徴。機械オンチの嫁にも安心!

直井 最強の2番打者っ! で、クリーンナップは3番が空気清浄機。これ、話題のウイルスとか防げるの? 

滝田 例えば"新型コロナウイルスを完全防御できます"って商品はまだないです。でもプラシーボ需要で空気清浄機は世界的に売れまくり。それも5万円を超える高額モデルからどんどん品薄になってるんですよ。

直井 家庭内の"安心感重視"ってことなんですかね。

滝田 ほんと、それ(笑)。ホコリ除去や消臭目的なら高価な5万円クラスを買うより、「Blue Pure 411 Particle+Carbon」のようなミドルクラスのモデルをリビングと子供部屋に1台ずつ設置したほうが効率的ですよ。

Blue Pure 411 Particle+Carbon ブルーエア/1万8000円+税 全高42.5cmのコンパクトサイズながら、最大13畳の面積まで対応。フィルターの清掃が不要で、6ヵ月に1回交換するだけでOK。メンテが楽チンな人気の空気清浄機

直井 これって夫婦間の"空気"も良くなるんですかね?

滝田 無理!(笑)

■4番以降はご家族重視!

直井 そして主砲の4番はふたりとも「Z6 Polar」を選出。やっぱり家族そろってFANZAを大画面で見るのは最高ですね!

Z6 Polar Meets popⅠn Aladdin popIn Aladdin/5万9800円(税込) 独自OSを搭載し、スマホやPCと接続することなく動画を再生可能。DAZNでのスポーツ観戦も、最大120インチサイズで楽しめる!

滝田 見られないからっ! 「Z6 Polar」は独自OSを搭載して、単体でもNetflixやアマゾンプライム・ビデオを最大120インチサイズで出力できるプロジェクター。平日昼間、嫁は昼寝、子供には大画面でディズニー作品を見せとくとテレワークがはかどります! 夫婦での映画鑑賞にもオススメです。

直井 5番の食洗機は、コンビニが主食のぼっち勢には不要な感じだけど......。

滝田 そのとおりです(笑)。ただ、世帯持ちにとってはロボ掃除機と並ぶ嫁からの評価爆上げアイテムですよ。シロカの食器洗い乾燥機は3、4人家族の食器なら一回で洗浄できるし、何より設置工事が必要ないから買って即使える!

食器洗い乾燥機 SS-M151 シロカ/7万円+税 一般的な食洗機は水回りの工事が必須となるが、これはタンク式なので工事が不要! 最短39分で食器がピカピカ。さらに除菌にも対応!!

直井 やっぱ現在、ネット回線の工事と同じく水回りの工事も激混み中なの?

滝田 1ヵ月待ちとか当たり前ですね。在宅中に嫁から「食器洗ってよ!」と半ギレされたら、即購入を検討すべき!

直井 で、6番もリア充感強めかと!

滝田 焼き肉や粉ものなど、一家団欒(だんらん)の食卓にホットプレートはマストなんですけど、片づけが面倒......。

直井 さっきの食洗機に突っ込めばいいじゃん。

滝田 入らないからっ! でも、この「BRUNO ホットプレート」はプレートが取り外し式で使用後の洗浄が簡単なのがポイント。メンテが楽だから基本食卓に出しっぱで、コンビニ魚に焦げ目を入れたり、ホットスナックの再加熱にも使えるんですよ。

BRUNO ホットプレート グランデサイズ イデアインターナショナル/1万6000円+税 付属のプレートを差し替えることで焼き肉やお好み焼きの大定番から、たこ焼きまで対応。アンティーク調のデザインも新鮮かと!

直井 ぼっちでも有効活用できるじゃん! あと「自家製焼き鳥メーカー2」は、オンライン飲みの出オチグッズとして有効かと!

自家製焼き鳥 メーカー2 サンコー/6280円(税込) 直立した串が内部でグルグル回転する、見た目&実用を両立した調理家電。オンライン飲み会でカメラ前に設置し、出オチを狙いたい

滝田 これね。直立した串がグルグル回転してるのを眺めているだけでも面白い。子供ウケもいいから家族でも使ってほしい。

今、家族での外食を控えがちな時期だからホットプレートや焼き鳥メーカーみたいな調理家電で食卓にエンタメ要素をプラスするのが、家庭円満の秘訣(ひけつ)でしょ。

直井 そうそう。レストランだけでなくコーヒーショップも休業中だから、7番に「全自動コーヒーメーカー」を選出したんですよ!

全自動コーヒーメーカー CM-D457B ツインバード工業/3万8500円(税込) コーヒー豆の豆ひき、蒸らし、そして抽出といったプロの技が全自動でOK。アイスコーヒーモードも搭載しているので、これからのシーズンも活躍できますよ!

滝田 これ、ツインバード工業がコスパ度外視で本気で作ったコーヒーメーカーで、コーヒーショップ以上の一杯を手軽に楽しめる。何より入れたときに、部屋中にコーヒーの香りが充満するのがイイんですよ!

直井 8番は地味ながら、ネット回線の要といえるWi-Fiルーター。これは圧倒的な速度を誇る海外メーカー製で決まりでしょ! 特に「Archer AX11000」は最速4804Mbpsの速度で接続できバトロワの遅延とは無縁。さらに同時接続できる端末数は最大120台。もはや自宅でゲーム大会を開催できるレベルだし!

AirStation WSR-2533 DHPL-C BUFFALO/実勢価格7500円前後 Wi-Fi規格、11acに対応して最大速度は1733Mbps。アクセスコントロール機能で、子供のネット見すぎ問題もしっかり対応できます

Archer AX11000 TP-Link/実勢価格4万円前後 最新のWi-Fi規格、11axに対応して、最大速度が4804Mbpsというモンスタールーター。巣ごもり中のバトロワ系ゲームで遅延に悩まされているなら、こちらをどーぞ!

滝田 それ完全な3密状態でアウトーッ! ただ、快適な巣ごもりにはネット回線の安定が最重要事項なのは間違いないですよね。お父さんやお母さんのリモートワーク、子供はリモート学習、家族のスマホ、ゲーム機などネット接続する端末が一気に増えるから。

直井 Wi-Fiルーターを交換するだけでも速度が数倍になったりするからね。

滝田 ただオーバースペックすぎる海外メーカーより、設定が簡単な国産メーカーが妥当でしょ。値段も1万円以下で15台以上の端末を同時接続できれば十分です!

直井 そして9番はリモートワークとリモート学習の必需品となるPC。

MacBook Air Apple/10万4800円+税~ 超高画質の動画編集以外なら最安モデルでも十分すぎるスペック。新型のシザーキーボードを搭載して文字入力が快適すぎ!

mouse X5シリーズ マウスコンピューター/8万9800円+税~ 15.6インチディスプレイ搭載で、重量は約1.4kgの大画面&軽量を両立したモデル。各種サポートなど国産メーカーの安心感アリ!

滝田 リモートワーク的にはタブレット推しの風潮があるけど、これってファイルの管理とかしっかりクラウドを使いこなしてないと厳しいから、やっぱPCは欲しい。

あと、僕のようなお父さん的には家族とPC共有するのが......。ブックマークとか発見されたくないし......。

直井 FANZAですね。

滝田 そーいうの開かれたら大変じゃないですか! だから10万前後で自分用のPCは必須ですね。すでに自分用のPCがあるなら、子供のリモート学習用に追加購入。リモートの仕事も学習も結局、大画面で文字入力の快適さが正義ですからね。

とりあえず巣ごもりガジェット選びは、家族持ちなら嫁の負担軽減を最重要に選ぶことで整いますっ! ぼっちおじさん的には?

直井 FANZA視聴の快適さ重視。これ一択です!